ツキノワグマへの対策について
奥多摩町は秩父多摩甲斐国立公園に包含され、豊かな自然のなかに多くの野生動物が生息しており、ツキノワグマも例外ではなく、その目撃や痕跡の情報が例年5月から11月にかけて多く寄せられていますが、昨年2025年8月に多摩川支流の上流部で渓流釣り客が人的被害に遭われたほかは、2019年に山葵田作業中、2008年に登山トレーニング中に人的被害が発生した以外、町民の方をはじめ、一般の登山客のほか、管理釣り場やキャンプ場を利用される観光客の方が人的被害に遭われたことは近年ありません。
当町では住民皆様の安全のため、また観光客の皆様も安心して自然を楽しんでいただくためのツキノワグマ対策として、猟友会による定期的なパトロールをはじめ、目撃・痕跡情報が寄せられた場合、猟友会・警察と連携のもと追い払いを実施しパトロールを強化するほか、人家近くに頻繁に出没する場合は、東京都の許可を受けて捕獲用箱罠を設置して捕獲・駆除を行い、過去2年間では約20頭を捕獲しており、今後は人家での出没時には安全確保のうえ「緊急銃猟」の実施も想定しております。なお、捕獲・駆除後、基本的に研究機関へ検体として提供しております。
その一方、人家近くに出没しないよう予防対策として、人家近くの雑木伐採や草刈りを実施し緩衝帯を整備するほか、放任果実の伐採も実施しております。
しかしながら、万一、ツキノワグマに遭遇してしまった際にご自身の身を守るため、町で作成しました「ツキノワグマ対策マニュアル」を事前にご確認いただき、住民皆様・観光客皆様には、以下のことにご注意をお願いいたします。
「ツキノワグマ対策マニュアル」(PDFファイル:343.1KB)
<クマ出没・痕跡情報> ※カモシカとの見間違いにご注意を
獣害報告LINEアプリについて/奥多摩町 ※随時更新
都内での目撃等|ツキノワグマについて|東京都環境局
ツキノワグマ | 奥多摩ビジターセンター
住民の方へ
- 家の外の倉庫などに備蓄してある食料などは、においが出ないように気を付け、鍵をかけるなどし、熊に荒らされないようにしましょう。(爪が掛かると開けられる恐れがあります)
- 生ごみなどを家の外に放置しないようにしましょう。そのほかにも誘引する恐れのあるものは屋外に置かないようにし、集落にある柿や栗などの実のなる木については、実の取り残しが無いようにしましょう。
誘引物の例は以下のとおりです- 果実や果実酒
- 味噌樽
- ガソリンなどのオイル類 など
- ドッグフード等の動物の飼料は屋内に保管するようにしましょう。
- 畑には電気柵等を設置するなど防除をし、野菜のクズなどを残さないようにしましょう。
観光にお越しの方へ
- 山に入る際にはできるだけ一人にならないようにし、ラジオや鈴など、音の出るものを持つようにしましょう。
- 熊を発見してもむやみに近づくなど、刺激を与えないようにしましょう。
- ごみは決して放置せず、持ち帰りにご協力をお願いします。
- サルやシカなどの動物への餌付けは厳禁です。クマも含めすべての動物が人家周辺に出没する原因となります。
出会ってしまった場合には
- 万が一熊に出会ったら、走らずに、熊の様子をうかがいながら、静かに熊から離れるようにしましょう。(背を向けない)
- クマ撃退スプレーをお持ちの場合は、風上からクマに向けてスプレーを噴射してください。
関連サイト等
町内の養蜂家の皆様へ (PowerPointファイル: 697.2KB)
昨年度におけるクマ関連対応
令和8年2月20日更新
■昨年12月30日の小川谷林道周辺のクマらしき痕跡情報への町対応について(続報)■
昨年末30日、小川谷林道で発生した遭難死事案につきまして、東京都環境局Xではクマの痕跡はなかったと下記のとおり配信されており、町では警察の報道対応及び報道機関の報道内容について関係機関に対し、今後の対応に向けて配慮をお願いしております。
年明け以降、冬眠期に入りクマの目撃情報はありませんが、寒暖差が大きく暖かな日もありますので、引き続き、住民皆様はじめ登山客・観光客皆様には、クマの出没情報にご留意くださいますようお願いいたします。
東京都環境局X配信(外部リンク)
https://x.com/tochokankyo/status/2020759634638757901?s=20
Xユーザーの東京都 環境・自然さん: 「冬山にお出かけ予定の皆様 低体温症にはご注意を。 安全な装備で無理のないスケジュールでお楽しみください。 奥多摩では昨年末に道迷いによる死亡事案(クマの痕跡はありませんでした)が発生しています。」 / X
令和7年12月31日更新
■12月30日の小川谷林道周辺のクマらしき痕跡情報への町対応について■
昨日30日、小川谷林道周辺の登山道でのクマらしき痕跡情報について、町では獣害報告LINEアプリに表示のうえ、町ホームページに下記のとおり掲載して、登山客への注意喚起を行ったところであります。
その後、町が把握した情報に基づき、クマらしき痕跡情報の可能性が低くなったことから、町では獣害報告LINEアプリの表示を、本日31日16時45分に削除いたしました。
また、痕跡情報が寄せられた場所は、人家周辺ではないことから、町民皆様への防災行政無線による周知も実施しておりません。
なお、奥多摩町内では、12月中9件のクマ目撃・痕跡情報が寄せされており、昨年12月中の3件から増加しております。引き続き、住民皆様はじめ登山客・観光客皆様には、クマの出没情報にご留意くださいますようお願いいたします。
令和7年12月30日更新
■12月下旬にもクマ目撃情報あり■
12月22日には海沢地内の人家周辺で子クマの目撃情報、また12月30日には日原地内・小川谷林道周辺の登山道でクマらしき痕跡情報がありました。特に登山される方は、危害を加える可能性もあることから、厳重に警戒のうえ登山されるようご留意ください。
令和7年8月23日更新
■注意!人的被害発生■
【日時】 令和7年8月23日(土曜日)16時30分ころ
【場所】 大丹波川上流部のキャンプ場(棒ノ折山登山口)から200メートル先の大丹波川にて
【被害】 町外からの釣り人(管理釣場でなく渓流釣り)
【対応】 住民の方への注意喚起(本ホームページ掲載のほか防災おくたま臨時放送・獣害報告アプリお知らせ活用)、近隣キャンプ場への注意喚起(個別連絡)、町猟友会による追払い・パトロール・捕獲用檻設置
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更新日:2026年04月24日