予防接種

更新日:2024年10月01日

幼児・子どもの予防接種

子どもは発育と共に外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。接種できる時期になったら、できるだけベストのタイミングで、忘れずに予防接種を受けることが大切です。

詳しい内容は、福祉保健課までお問い合わせください。

幼児・子どもの予防接種一覧

予防接種の種類

標準的な接種期間 接種回数
ロタウイルス

初回接種は生後2月に至った日から出生14週6日後までの間。

2回目はワクチンによって違うため医療機関におたずねください。

2回もしくは3回
B型肝炎
 

生後2月から生後9月に至るまで。

追加接種は1回目の接種から139日以上あける。

初回2回

追加1回

小児肺炎球菌

初回接種開始は、生後2月から生後7月に至るまで。

追加接種は、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて、生後12月から15月に至るまでの間に1回接種。

初回3回

追加1回

5種混合

初回接種開始は生後2月から生後7月に至るまで。

追加接種は初回終了後から6月から18月までの間隔をおく。

初回3回

追加1回

4種混合

※5種混合の接種でない場合

第1期初回は生後2月に達した時から生後12月に達するまでの期間。

第1期追加は初回接種3回目終了後12月から18月までの間隔をおく。

初回3回

追加1回

Hib

※5種混合の接種でない場合

初回接種開始は生後2月から生後7月に至るまで。

追加接種は初回終了後から7月から13月までの間隔をおく。

初回3回

追加1回

BCG 生後5月に達した時から生後8月に達するまでの期間 1回
MR

第1期は生後12月から生後24月に至るまでの間にある者。

第2期は5歳以上7歳未満の者で、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある者。

第1期1回

第2期1回

水痘

1回目の注射は生後12月から生後15月に達するまで。2回目の注射は、1回目の注射終了後6月から12月までの期間をおく。 2回

日本脳炎

(注釈3参照)

第1期初回は3歳に達した時から4歳に達するまでの期間。

第1期追加は4歳に達した時から5歳に達するまでの期間。

第2期は9歳以上13歳未満の者

第1期初回2回

第1期追加1回

第2期1回

二種混合 第2期は11歳に達した時から12歳に達するまでの期間。 1回

HPV

(注釈1、 注釈2参照)

13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日まで。

3回

(間隔はワクチンによって違うため医療機関におたずねください。

(注釈1)平成7年4月2日から平成19年4月1日に生まれた方は、20歳までの間に受けることができます。

(注釈2)令和7年3月末までであれば、次の両方に該当する人は公費で接種を受けることができます。1.平成9年4月2日生まれ~平成20年4月1日生まれの女性 2.過去にHPVワクチンを3回受けていない人(母子健康手帳でご確認ください)。

(注釈3)平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日までの間に生まれた方で第1期接種を完了し、第2期接種のみを受けていない方は20歳未満であれば公費で接種できます。

予防接種(成人)

高齢者インフルエンザ予防接種

 予防接種法に基づき、インフルエンザの発病予防や重症化を防ぐため、高齢者の予防接種をつぎのとおり実施します。対象者で接種を希望される方は、町内の医療機関(奥多摩病院・古里診療所・双葉会診療所)または、西多摩地区の各市町村の医療機関(西多摩医師会所属)でお受けください。

ただし、町外の医療機関で接種を希望される方は、接種実施の有無と西多摩地区医師会指定(公費補助取扱い)の有無を各医療機関で確認してください。

期間

 令和6年10月1日から令和7年1月31日まで

 詳細は、広報おくたま10月号をご覧ください。

接種対象者

町内に住所を有する、下記の条件に当てはまる方。

  1. 満65歳以上の方。
  2. 満60歳以上64歳以下の方で心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方。(注釈:障害者手帳1級が必要です。)

(注釈)ただし、接種当日に高熱がある方、重い疾患にかかられている方、インフルエンザワクチンによるアレルギーのある方は接種できません。詳しくはかかりつけ医へご相談ください。

接種費用

 自己負担額 : 2,500円

  • 接種の際は、事前に医療機関にご確認のうえ、住所のわかるものと健康保険証をお持ちください。
  • 生活保護を受給している方は、全額公費負担となりますので、医療機関に生活保護受給証明書を提出してください。

高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種

 令和6年度の東京都の高齢者肺炎球菌ワクチン接種補助事業は、以下の定期接種に当てはまる方が対象となります。

 今年度中に65歳になる方は、誕生月の月末頃に通知と予診票を送付します。

 前年度中に65歳になった方は、66歳の誕生日前日まで定期接種として接種可能ですので、接種をご希望の方は保健福祉センター(電話番号0428-83-2777)へご連絡ください。

 また、任意接種に当てはまる方は、奥多摩町の助成のみ対象となります。接種歴を確認後、予診票をお渡ししますので、保健福祉センター(電話番号0428-83-2777)へご連絡ください。

対象者・助成額

 [定期接種]: 助成額 5,500円(都補助2,500円・町助成3,000円)
  1. 65歳の方
  2. 60歳以上65歳未満の方で、心臓・腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方

 これまでに1回以上接種したことがある方は定期接種の対象となりません。

 [任意接種]:助成額 3,000円(町助成のみ)

 定期接種の対象者を除く65歳以上の方で、過去の接種から5年以上経過している方

接種場所

接種を希望される方は、事前に医療機関にご確認ください。

  • 奥多摩病院 電話番号 0428-83-2145
  • 双葉会診療所 電話番号 0428-83-3454
  • 古里診療所 電話番号 0428-85-8757

助成額

 町内の各医療機関の定める接種料金から、助成額を引いた金額を提示されます。

 直接医療機関窓口へお支払いください。

 町外の医療機関で接種した場合は全額自己負担となります。助成金の還付はありません。

風しん抗体検査・予防接種(成人)

町では、風しん抗体検査および風しん予防接種の助成事業を実施しています。

  • 奥多摩町に住所のある方で、次に掲げる対象者の要件に該当する方
風しん抗体検査・予防接種(成人)一覧
区分 対象者 受診できる
医療機関
風しん抗体検査
  1. 妊娠を予定または希望している19歳以上の女性の方。
  2. 上記1の方と同居の方。
  3. 妊婦の方と同居している方。

いずれも、奥多摩町に住所のある方。

過去に、風しんワクチンの予防接種を2回接種した方は対象外。

奥多摩病院
古里診療所
双葉会診療所
風しん等予防接種 風しん抗体検査の上記対象者1・2・3の方で、風しん抗体検査の結果、風しんに対する抗体価が十分ではないと判明した方。(HI法16倍以下、EIA法8.0未満) 奥多摩病院
古里診療所
双葉会診療所

期間は令和7年3月31日まで。

風しん抗体検査

自己負担:無料で検査が受けられます。

ただし、過去に2回、風しんの予防接種を受けている方は対象外です。

  1. 風しん抗体検査申込書に記入し、対象の医療機関で検査を受けてください。申込書は福祉保健課(保健福祉センター内 電話番号0428-83-2777)でお渡しします。検査の際は、年齢および住所のわかるもの(運転免許証や健康保険証など)を持参してください。
  2. 検査の結果抗体価が十分ではないことが判明した場合で接種を希望される方は、風しん予防接種事業申請書・予防接種予診票をお渡しします。
    接種の際は、福祉保健課(保健福祉センター内 電話番号0428-83-2777)までご連絡ください。

風しん等予防接種

上記の抗体検査の結果、風しんに対する抗体価が十分でないと判明した方は、風しんワクチン予防接種、またはMRワクチン(麻しん風しん)予防接種が出来ます。どちらも費用は無料です。

抗体検査を受けずに、予防接種だけを受けた方は、予防接種の費用は全額自己負担となります。

帯状疱疹ワクチン予防接種(任意接種)

町では、帯状疱疹ワクチン予防接種の助成事業を実施しています。

対象者・助成額

〔対象者〕接種日時点で、町に住民登録がある満50歳以上の方

〔助成額等〕

(1)助成対象の接種時期

        令和5年4月1日以降接種分

(2)ワクチンの種類

         次のどちらかのワクチンの接種費用の一部を助成します。

        どちらのワクチンにするかは、医師にご相談の上、接種を受けてください。

        なお、接種費用が助成額を超えない場合は、接種費用を限度として助成します。

助成限度額一覧
予防接種の種類 助成金の額の上限 助成回数の限度
乾燥弱毒生水痘ワクチン 5,000円 1回
帯状疱疹ワクチン(シングリックス) 1回当たり 10,000円 2回

※医療機関につきましては、町内・町外どちらでも構いません。

申請方法

接種費用全額をいったん支払った後、予防接種を受けた日から1年以内に、申請書に以下のいずれかの書類を添付のうえ、提出先へ申請をしてください。なお、領収書等の返却はいたしません。

・医療機関等が発行する領収書の原本

・予防接種に係る費用を証する書類の原本

(どちらの書類も接種された方の氏名、接種日、ワクチンの種類がわかるもの)

【提出先】

・保健福祉センター

・住民課総合窓口

・子ども家庭支援センター(古里出張所)

【申請書】

帯状疱疹予防接種費用助成金交付申請書(PDFファイル:81.6KB)

 

帯状疱疹について

・どんな病気?

   帯状疱疹は、水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現する疾患です。水疱が見られる2~3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度たつと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。通常は2~4週間で皮膚症状がおさまります。

   子どもの頃に水痘(みずぼうそう)にかかると、水痘・帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、加齢や疲労によって免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。

   原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては、成人の9割以上が抗体を持っていることから、既にほどんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。

・ 予防と治療

   予防としては、できるだけ健康的な生活習慣を保つことが大切です。食事のバランスに気をつけ、適度な運動と十分な睡眠を心がけましょう。」さらに、50歳以上の方については、ワクチンを接種することで、発症予防、重症化予防が期待できるとされています。

   治療の中心は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬です。より早期の投与が効果的といわれていますので、痒みや痛みのあとに水疱が出現したりしたときは、できるだけ早く受診しましょう。

(出典:東京都ホームページ)

帯状疱疹ワクチンについて

   帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、効果や接種対象などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。

ワクチンの種類

名称

(ワクチン製造メーカー)

乾燥弱毒生水痘ワクチン

ビケン(阪大微研)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

シングリックス(GSK)

種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回
費用 1万円程度 4万円程度(2回で)
接種方法 皮下注射 筋肉注射
発症予防効果 69.8% 96.6%
持続性 5年程度 9年以上

(出典:東京都ホームページ)

任意予防接種における健康被害の救済措置について

   本事業は、任意予防接種であり、予防接種法に基づく予防接種ではないため、万一、被接種者に健康被害が生じたときは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済の対象となる場合があります。

この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健課 健康係

奥多摩町氷川1111

電話番号:0428-83-2777
ファクス:0428-83-2833

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