町長ブログ(令和7年6月)
6月20日
伴走
町では、令和7年度からスタートした「第6期長期総合計画」における未来をつくる3つのコンセプト「活性化」に掲げる将来像「生まれる・育む・挑むまちづくり」の施策の方向性「観光資源の開発」における取り組みとして、「新たな観光の発掘」、「インバウンドを想定した観光資源の開発と観光の整備」をはじめ、将来像「創る・繋がる・広がるまちづくり」における施策の方向性「幅広い世代が参加できる事業の開拓」における取り組みとして、「観光客や関係人口も参加できる事業の開拓」などを進めるものとしています。
本日、「株式会社さとゆめ」、「沿線まるごと株式会社」、「株式会社HIS」、「奥多摩町」の4者にて「新しい目的地づくりに関する包括連携協定」の締結式が行われました。
この協定は、地域創生、魅力発信、関係人口の創出をはじめSDGsの促進、自然環境の活用・保全、そして文化・産業・観光振興に関する事業を推進するものです。従来型のレジャー、アクティビティではなく、奥多摩の文化歴史に浸りながら、そして、リスペクトを抱きながら目的地を訪れていただきたい、という意味が込められています。
今回は4者の中に、旅行業を本業とする事業者も加わり、町の観光事業にも様々な、そして、新たな示唆がいただけるものと確信しております。4者協働で、伴に走って、目標に向かってまいります。
6月8日
町民の安心安全のために
今日は、消防団ポンプ操法審査会が登計原総合運動公園で開催されました。2年に1度開催されるこの審査会は、従来、「ポンプ自動車の部」と「小型動力ポンプの部」に分かれて行われていましたが、今年から「ポンプ自動車の部」のみの大会となりました。今回で32回を数える伝統の行事ですが、どの市町村も団員の確保に苦労しているのが現状であり、当町においても消防団員の減少により今回から審査会の実施内容を変更することとしました。
今年は任命式の年であり、新体制になってから2ヶ月後の審査会のため、選手は、この日まで連日のように訓練に励んできました。また、選手の指導やサポートにあたる団員も連日の訓練に参加されていました。消防団員は、生業を持つ傍ら、町の安心安全を日頃から守っていただき、感謝の念に堪えません。また、入団して間もない団員も選手として大会に出場するなど、この日は訓練の成果を充分に発揮されていました。
応援するご家族も熱い声援を送っている姿も見受けられました。また、会場周辺のからも(山の上からも)審査会の様子を見てくださる方もいらっしゃいました。大会の運営にあたり団員は、限られた人員で様々な役割があり、使用したホースを片付ける団員、溜まった水を掃く団員、放送を担当する女性団員など、それぞれの団員の協力によって審査会は無事終了いたしました。
消防団員は、町民の安心安全のためという使命を引き続き担いつつも、団員の負担軽減を図りながら今後の消防団運営を見直す時期が来ているかと思います。
皆様、大変お疲れ様でした。

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更新日:2025年06月20日