町長ブログ(令和7年10月)
10月25日・26日
賑やかな2日間となりました!
「町制施行70周年記念第40回奥多摩ふれあいまつり」を10月25日(土曜日)・26日(日曜日)に開催いたしました。
天気予報とにらめっこしながらの毎日で当日は、雨雲レーダーの予測を常にチェックしての実施となりました。
今年も雨の中、多くの出店にご協力をいただきました。
毎年大人気の神津島村の塩辛をはじめ、海産物のお店は開店前から長蛇の列となり、昨年よりも品数を増やしていただいたにもかかわらず、土曜日ですべて完売となりました。貴重な海産物であることも町民皆様にご理解をいただきました。
さて、今年は「町制施行70周年」の記念の年です。
ステージでは各種グループによる賑やかで、華やかかつ貴重な演目が続きました。また、土曜日には、奥多摩町がロケ地となっている「駐在刑事」主演俳優の寺島進さんの観光大使就任式を行いました。寺島さんには就任式後、各出店ブースを廻っていただきました。もちろん握手攻めでした。
日曜日には、演歌の大御所、細川たかしさんによる「昭和歌謡ショー」が行われ、多くの皆様に楽しんでいただくことができました。関係各位のご協力と、2日間雨を我慢していただいた空に感謝いたします。そして、登計原の会場は、賑やかな2日間でした。






10月19日
サンマDay
今年で5回目を迎える「サンマDay」が東京タワー駐車場特設会場で盛大に行われました。この催しは、岩手県大船渡市の漁業協同組合に大量の秋刀魚を提供いただき、来場者皆様に秋の味覚を存分に味わって欲しいと実施されています。当日は焼きさんまのほかに、すり身汁、帆立焼き、ムール貝のスープなどを提供していただきました。 また、能登半島地震があった石川県から復興に向け頑張っている酒造の出店もありました。そして、我が奥多摩町からは「東京天空山葵」「奥多摩観光案内所」の面々が出店いたしました。
昨年同様(さんまの塩焼き)と(奥多摩わさび)のコラボレーションを全面にアピールいたしました。ブースの位置も良く、焼きさんまを受け取ったすぐ後に、おろしたての奥多摩わさびを提供することができました。
この日、「東京天空山葵」のスタッフは、生わさびの販売だけでなく早朝から海苔巻き、おにぎりの仕込みを済ませ、東京タワーに集合されました。サンマにわさびプラスお米も用意する周到さに脱帽です。奥多摩観光協会からは奥多摩の特産品を揃えていただきました。加えて地元の施設多摩学園からはシイタケの出品もいただきました。奥多摩の特産品をアピールできましたことに感謝いたします。
今回は春に発生した林野火災から復興につとめている大船渡市長も東京タワーにお越しになり、来場者皆様に現状のご報告と大船渡の漁業関係者皆様の奮闘ぶりを紹介されました。大船渡市も奥多摩町も水が命!というお話もされました。ステージでは先日、奥多摩町で開催された「鍾乳洞サミット」でも爽やかな歌声を披露してくれたアカペラユニットXUXU(シュシュ)によるコンサートが行われ、奥多摩産わさびをモチーフにしたキャラクター「わさぴー」を歌にした「ハッピーわさぴー」で、会場を盛り上げてくれました。
途中、少し雨も降りましたが、賑やかに進んだサンマDay、港区はじめ関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げます。




10月17日
平成狸合戦ぽんぽこ
アニメ作品「平成狸合戦ぽんぽこ」と多摩の魅力発信がコラボした多摩モノレール「平成狸合戦ぽんぽこ」のフルラッピング車両が本日から運行されます。この車両は12月21日まで走る予定です。都会の街並みと沿線に残された里山、豊かな自然など多摩地域の魅力発信が楽しめます。是非、ご家族皆様でラッピングされたモノレールに乗っては如何でしょうか。
この日は、小池東京都知事をはじめ、関係者による出発式が、多摩都市モノレール株式会社で行われました。多摩モノレールは、今後も箱根ヶ崎への延伸も予定されており、私たち近隣市町村の発展にも寄与されるものと思います。
その昔、「地下鉄はどこから入れるのでしょう?考えると夜も眠れない」という漫才がありましたが、今日は車庫から本線に向かう車両を見させていただき、納得して帰途に着きました。
10月12日
kori-mogu(こりモグ)
kori‐mogu→みんなの広場がオープンしました。
JR青梅線古里駅から徒歩1分、古民家を改装したカフェ、子どもから高齢者の皆様、誰でも使えるコミュニティスペースです。
一般社団法人「つむぐまちづくり奥多摩」が地域の居場所づくりとして開設しました。「食・遊び・学び」を通して、一人ひとりにとって居心地のいい場所にしたいとの構想から生まれました。古民家の中は、みんなの食堂であったり、コミュニティカフェであったり、楽しい遊び場、学びの場にもなります。また、体験活動、レンタルキッチンスペースとしても解放されます。週の1日は、中高生の集いの場としても提供されます。
この日の式典には、多くのお客様が来場されました。町民皆様の期待感をものすごく感じました。会場ではボランティア皆様から豚汁の提供、そして、アトラクションもあり、楽しい時間を共有することができました。オープンまでご尽力いただいた関係者皆様に感謝を申し上げます。
10月8日
鍾乳洞サミット
日本鍾乳洞協会に加盟する全国9つの観光鍾乳洞団体が一堂に会しての日本鍾乳洞サミットが毎年開催されています。今年は奥多摩町の日原鍾乳洞が幹事役となり、本日開催されました。
午前中は日原鍾乳洞内の視察を行いました。洞内を40分コースと20分コースの二班に分かれ、日原保勝会の皆様を中心にご案内いたしました。昨日までの天気予報では雨も予想されていましたが、朝から太陽が顔を出し、日原といえども直射日光は暑く汗ばむ程でした。
しかし、洞内に入ると流石に涼しく(寒いくらい)半袖の皆様は時折、腕を擦っておりました。今回の視察では、奥多摩町と縁のある女性3名のアカペラユニットXUXU(シュシュ)による鍾乳洞内のコンサート♪を鑑賞しました。静寂の中で響き渡る歌声には皆様の感動を呼び最高のステージとなりました。
午後からは、奥多摩文化会館に場所を移して、総会と本題である第37回日本鍾乳洞サミットが開催されました。この日本鍾乳洞サミットは、歴史のある会議で、これまでも観光鍾乳洞の保全や振興策などについて討論が行われ、日本観光鍾乳洞協会及び観光鍾乳洞関係団体の発展に寄与してまいりました。本年度は「オーバーツーリズムの傾向と対策」をメインテーマに掲げ、議論が交わされました。各鍾乳洞から現状と誘致対策などの発表があり、その後、奥多摩観光協会の須崎副会長から共同宣言が読み上げられました。
続いて、カルスト地質学・洞窟学専攻理学博士の浦田健作先生から記念講演をいただきました。その後の質疑応答は、参加者の熱意を感じるものでした。次回に向けて、課題の共有もできたサミットでした。
その後、福祉会館に会場を移し、交流会が賑やかに開催され、あっという間に時間が過ぎるほど有意義な意見交換の場となりました。
明日は、奥多摩町の施設を見学していただく予定です。
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更新日:2025年10月27日