町長ブログ(令和6年9月)

更新日:2024年10月01日

9月29日

未来へ伝えよう伝統を!

前日の天気予報に反して、未明から小雨模様です。31年ぶりに開催される「奥多摩郷土芸能祭」の朝です。奥多摩郷土芸能祭の実行委員会は、予定どおり奥氷川神社で、予定時刻から開催する旨をお知らせしました。
奥多摩町は古くから郷土芸能の盛んな土地柄です。31年前にもこの芸能祭を行いましたが、久しぶりの開催にこぎつけたのは、実行委員会の方々の並々ならぬご努力がありました。開催に向け動き始めたのは6年前からと聞いておりますが、コロナ禍で思うように企画が進めづらい現状がありました。その困難を乗り越え、実行委員会の努力が実りました。町としても伝統芸能を未来に伝えるべく協力体制を整え、今日の日を心待ちにしておりました。
国や東京都、そして奥多摩町の民俗文化財として指定されている17か所(獅子舞12・囃子2・神楽1・車人形1・鹿島踊1)の保存団体による郷土芸能の祭典です。各団体の熱がこもった演目に聴衆も釘付けとなり、祭典の一体感を味わうことが出来ました。少子高齢化や担い手不足により、伝統の継承が困難な時代を迎えましたが、このような祭典を機に、後継者の育成に関しても各団体と町が、ともに協力体制を取ってまいります。

小河内の鹿島踊
小丹波の囃子
川井の獅子舞
大丹波の獅子舞

9月18日

国民スポーツ大会優勝

町内在住の大学生禰寝大亮(ねしめだいすけ)君が、佐賀県で開催された国民スポーツ大会(旧国民体育大会)のカヌースラローム競技で優勝しました。本日、表彰状とメダルをお持ちいただき、町役場を表敬訪問していただきました。
選考会から本大会までの経緯や、カヌーの大きさを含めた規格のこと、国内外へのカヌー輸送への気配り、カヌー以外のトレーニング、競技の採点方法、海外修行への意気込み等、あらゆることについて話していただきました。会うたびに心も身体も大きくなっているなあと感じました。引き続き、町民皆様の応援をよろしくお願いいたします。
奥多摩町から期待の若者が、また、ひとり誕生いたしました。

メダルをかけ、賞状を持ったねしめさんと町長
ねしめさんから町長、副町長、教育長へ優勝の報告

9月10日

千年海流

世界の海の流れが弱くなっているという、温暖化の影響を受けて弱っている「千年海流」が昨日の新聞に掲載されていました。
確かに黒潮の流れも変わってきていて、漁業関係者も困惑している状況です。さんまの捕れる場所も時期も変わってきています。こうした現象は、温暖化によってもたらされる氷床の融解、大雨が増えて海水に淡水が多く流れ込んでしまうことが原因と言われています。塩分濃度が薄くなると海流が遅くなるのだそうです。
この数年、迷走台風が多くなりました。これも偏西風の軌道が変わっていることや海水温の異常な上昇が影響しています。これら複合的な要因によって、干ばつや高潮、異常気象に拍車がかかってきているとのこと。今後の気象への警鐘を鳴らしていました。私たちの日常生活にも様々な影響を感じます。しかし、こういった気候変動も私たち人間の経済活動がもたらした産物でしょうか?

9月6日

AUBA(アウバ)

奥多摩町と多摩大学は2022年9月に包括連携協定を締結いたしました。大学の研究や教育資源の活用を図りつつ、行政や地域事業者等との連携を深めながら、奥多摩町の多機能型地域活性化拠点のオープンを目指して、多様な展開を図ってきました。この間、多摩大学経営情報学部松本祐一ゼミの皆様には、2016年度から様々な企画に取り組んでいただき、このAUBA(アウバ)にたどり着きました。奥多摩AUBAは、奥多摩町の地域在住者と来訪者が気軽に交流できる多機能型地域活性化拠点として、情報の発信、交換を行い、様々なものが“あう”「会う、合う、逢う、遇う」機会を創出する場として地域のハブ(中心的な拠点)となる施設を目指しています。
現在、早朝からカフェの提供をしており、私も今朝は、ワサビコーヒーをご馳走になりました。皆様もお出かけください。

アウバの外にある看板
ワサビコーヒーのワサビを擦っている様子
アウバのカフェの様子
アウバの中の様子

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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