町長ブログ(令和6年6月)

更新日:2024年06月27日

6月26日

作業効率と人命

東京都は首都直下地震による被害想定を10年ぶりに見直し、首都直下地震への備えを進めています。多摩地域での被害は区部と比較すると少ないと想定されていますが、奥多摩町では通常時でも雨等による影響で土砂災害が起こっています。今回はそのような災害に備えて奥多摩消防署と奥多摩建設業協会の連携で災害時における訓練が行われました。 訓練では、消防署の救助活動に建設業協会の重機を活用し、効率的かつ安全に瓦礫を除去し、人命の救助を行うという主旨で実施されました。
写真をご覧ください。土砂災害現場、指令体制の確認、重機が到着するまでの手作業による土砂除去作業(この時は救急隊の職員もスコップを持っている)、重機にロープを装着し建物が押しつぶされないように対応、屋根に穴をあけ人命の救助に当たる(点滴もその時の状況で救出中に施す場合と救出してからの手当と臨機応変に処置するという)、この家屋は建設業協会の皆様が本物の家屋と同様の構造を再現しており、まさしく本番さながらの訓練となりました。
消防署の大隊長、中隊長のはっきりとした指令にしっかりと呼応する隊員、建物に覆いかぶさった土砂の除去一つとっても細かな指示が飛び交っていました。角型と剣先のスコップの使い方まで確認しながらの作業、建物の構造も把握しながらの作業でした。まさしく究極の人命救助と隊員の安全を確保するための指示です。ファイバースコープを使用して倒壊家屋の下にいる被災者の生存確認への声掛けも実際の現場を見ているようでした。
訓練作業終了後の意見交換会でもお互いに最大限の力が発揮されるための質疑が行われました。もちろん災害は起こらないことが一番ですが、有事の際の協力体制が確認できたことは大変有意義でありました。

「作業効率と人命」素晴らしい訓練となりました。関係者皆様に深く感謝を申し上げます。

土砂災害訓練現場
指令体制の確認をしているところ
手作業による土砂除去作業
重機を使っての救助の様子
点滴を施している様子
屋根に穴をあけ救助している様子
奥多摩消防署と奥多摩建設業協会の皆さんと

6月9日

笑顔で健康の一日

町の教育委員会では、子どもから高齢者まで、多くの町民が一堂に会し、スポーツ等を通じて住民同士の交流と健康増進を図ることを目的に、「第3回奥多摩スポーツフェスティバル」を開催しました。写真の表が読めますでしょうか。各種団体のご協力を頂き様々なプログラムが盛大に行われました。準備にあたっていただきました皆様に、御礼を申し上げます。この日は薄日の射す曇り空でスポ―ツには絶好のコンディションでした。
私自身も殆どの体験コーナーに挑みました。最初は校庭中央にそびえる「ボルダリング」なんと半ばまで登ったところで無念のギブアップ。腕は震え、痛い右足はホールド(壁を登る際に手掛かりになる突起物)​​​​​​を掴むことができず、日ごろの運動不足を露呈、情けない悔しい思いでした。
さて、体育館では柔道の受け身を教えていただきました。受け身が終わると指導者の方から悪魔のささやきが、、、「投げてみませんか」そのささやきに乗ってしまいました。写真をご覧ください。指導者の見事な導きで「一本」です。
スポーツフェスティバルと言っても開催趣旨の通り住民同士の交流機会で文化的な催しもあり、皆さん笑顔で楽しんでいらっしゃいました。抽選会でもガラガラと抽選機を回し、楽しんでいました。特等や一等を当てた方、おめでとうございました。笑顔の溢れたスポーツフェスティバル、改めて、皆様のご協力に感謝いたします。

プログラムの表
清流太鼓とわさぴー
ボルダリングの様子
柔道の背負い投げの瞬間

6月6日

日原愛

今朝、電車に乗ると「おはようございます!」と声を掛けられました。見知らぬ感じの青年かと思いましたが・・・「町長ですよね?あの時〇〇であった」そう以前居酒屋で一緒に釣り談義をした青年でした。今日もこれから日原の自然に浸りに行くそうです。気候の良い季節です。おおいに楽しんできてください!今日も奥多摩の自然を愛する方にお会いできました。
それにしてもよく覚えていてくださいました。趣味の話ってやっぱり盛り上がるものなのですね。

6月5日

子どもたちと向き合う

久しぶりに、町内の保育現場、学校現場を訪問した。古里保育園では0歳児から5歳児までの活動状況と施設の見学をしました。ダンゴムシに夢中になる2歳児、なぜ子どもたちはダンゴムシに夢中になるのでしょうか。幼稚園の無い奥多摩町で、保小連携を実践している奥多摩町は、二つの保育園の指導で子どもたちを小学校に繋いでいます。
保育園の後は古里小学校を訪問し、全クラスの授業風景を拝見しました。そこでは、少人数ならではの授業が展開されていました。特に印象に残ったのは音楽の授業でした。音符の役割を説明する先生が、電子黒板を使って解り易く教えていました。タッチペンの色を瞬時に変えて、その役割を説いた瞬間に、時代の流れを感じてしまいました。幸せだなあ!こんな授業を受けられるなんて・・・
さて、給食も6年生と一緒に頂きました。写真撮影をすっかり忘れました。ちなみに献立は次の通りです。
鯖の韓国風焼き 胡瓜とくきワカメの中華風和え トックもちのスープ
美味しくいただきました。食事中、食事後とさながら子ども議会が展開されました。
Q 普段どんな仕事をしていますか?
Q コンビニがもっと欲しい。
Q 奥多摩町の課題は何ですか?
鋭い質問ありがとうございました。
子どもたちと向き合う時間をもっと作らなければと感じました。

音楽の授業時の黒板
様々な楽器
ボルダリング
図工の授業風景

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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