町長ブログ(令和5年11月)

更新日:2023年11月24日

11月23日

先人を想う

今日は、「神津島村制定百周年」記念式典が開催されました。このよき日を迎えられましたのも、多くの村民皆様が神津島の村づくりを支えてきたものと、改めて敬意を表します。
神津島と奥多摩町の関係は、遡ること昭和20年。太平洋戦争末期に神津島村から奥多摩町への集団疎開に始まります。86世帯412名の方々が奥多摩町へ疎開されました。神津島村から小さな木造船に乗って3日かけて奥多摩へ着いたと聞いております。幸い終戦により二か月余りののち、全員の方が再び帰村していかれました。その後、疎開された方々が再び奥多摩町へ訪れることもあったように聞いており、その後も交流が続いていました。そのような背景が有り、神津島村と奥多摩町は、平成29年10月に友好交流の協定を締結し、今日に至っております。
平成10年からは、夏休みシーズンを利用して、奥多摩の子どもたちがこの美しい島、神津島村を訪れる洋上セミナー事業を毎年受け入れていただいております。同時に神津島村の子どもたちが奥多摩町を訪れ、交流が図られています。また、毎年開催している「奥多摩ふれあいまつり」には、神津島観光協会による出店があり、朝から長蛇の列で賑わいます。
東京都にある町村として、この結びつきを誇りに思い、これからお互いの文化や価値観を尊重しあい、絆を深め、共によりよい未来を築いてまいります。

神津嶋村制定100周年記念式典
神津嶋太鼓
神津島の海
神津島空港にて

11月19日

大会旗を引き継ぐ

コロナ感染症が5類に移行されて、初めての秋を迎えます。11月に入り、奥多摩の紅葉も一段と深まってまいりました。自宅前の農道から国道に出るのに、普段は殆ど待たずに出られますが、この日、正午前後でしたが、時間で2~3分?もっとでしょうか・・・車とオートバイの車両数では、数えきれない台数の通過を確認してからやっと出るほどの混雑ぶりでした。夕刻のイベントの出発時間を少し早めたほどでした。
そのイベントです。第32回西多摩広域行政圏の体育大会閉会式が羽村市で行われました。15競技に1000人以上の参加者で11月の上旬から今日まで、主管の羽村市、瑞穂町にて競技が行われました。昼間の競技にも出場した方もいらしたようですが、閉会式にもご出席いただき感謝申し上げます。次回開催地は青梅市、奥多摩町が主管となり、瑞穂町長から大会旗の引継ぎを行いました。ニュースポーツはじめ競技の普及ももちろんですが、住民同士の交流、健康づくりにも努めてまいります。

大会旗引継ぎ
ご挨拶の様子

11月18日

100縁商店街

「100縁商店街」やはり、4年ぶりの開催とのこと。奥多摩商業協同組合の主催による「100縁(円)商店街」が奥多摩駅、古里駅周辺の計58店舗で開催されました。各店舗が工夫をして商品やサービスを100円均一で提供し、お客様に楽しんでもらおうとする趣旨のイベントです。
お天気にも恵まれ、奥多摩の駅前には多くのお客様が各店舗に立ち寄っていました。私も100円の布団たたきなど、買い物に興じました。今、布団をたたく作業はあまり見かけなくなりましたが、、、

奥多摩駅前ロータリーの様子
奥多摩駅前ロータリーのキッチンカー
参加した八百屋さんの様子
福引き抽選場の様子

11月17日

平面と立体

今日は、古里小学校の展覧会を見学させていただきました。平成28年度以来7年ぶりの開催だそうです。昇降口から体育館へ向かいました。廊下、壁、天井、そして体育館、学校全体が展覧会場となった素晴らしい空間を体験しました。4月から計画的に取り組んでいると校長先生の説明を受けましたが、その通り、各学年とも平面作品が3~5作品、立体作品も2~3作品とどれだけ時間をかけたら仕上がるのかと思うほどの素晴らしい作品が体育館に並びました。
記憶に残った作品を紹介します。たんぽぽひまわりクラスでは、「マイクラスハウス」どんな家がいいのか意見を出し合って理想の家を作りました。平面作品では、1年生の「にじいろのさかな」初めて使う水彩絵の具で混色の海に魚が泳いでいる様をきれいに描けました。3年生は、着色した紙粘土から植物を描いた「ふしぎなタネから」、5年生は「白と黒の世界」黒い画用紙を切り抜いて、白と黒が逆転した世界を描きました。立体作品では2年生の「すてきなお弁当」紙粘土や色紙を使って自分が食べたいものを詰めたオリジナルの素敵なお弁当が出来ました。こんなお弁当が食べたい!4年生の「ドラゴンチェアー」ドラゴンの胴体を座れる椅子にした作品、体重の重い大人でも座れました。6年生の「心を灯すあかり」粘土を使ったランプシェード、美しい光のアーチ作品でした。
その後、児童のいない教室を巡りました。6年生の教室前の廊下には「空き家活用プロジェクト」の写真と活動記事が貼ってありました。様々な有識者の指導をいただきながら、空き家を活用レベルまで繋いでいく様子がしっかりと伝わってきます。今年度中にプレオープンまで仕上げたいとのこと。素晴らしい活動が1時間半の見学で感じ取れた古里小学校でした。

マイクラスハウス
すてきなお弁当
心を灯すあかり
空き家活用プロジェクト

11月8日

立冬

昨日は東京都心で 27.5度 11月の最高気温を100年ぶりに更新するという暑さでした。この数年の異常気象を象徴するかのような陽気です。しかし、今日は立冬です。でもあまり寒くはありません。平年よりちょっと暖かいという今朝の天気予報でした。通勤のため朝、古里駅から奥多摩行きに乗車すると登山客の皆様で座席はいっぱいに埋まっていました。雲一つない快晴の朝、最高の行楽日和に恵まれました。改札口を出ると各々行き先のバスへと足を運ばれました。
今日は所用のため御岳山に登りました。登ったといってもケーブルカーの往復です。紅葉も平地とは違い進んでいました。雨上がりの快晴で、スカイツリーもはっきりと観ることが出来ました。青梅線、青梅奥多摩間を走るアドベンチャーラインがこの秋の観光をまた、盛り上げています。天空紅葉の御岳山、豊かな水源に鮮やかな紅葉ラインの奥多摩路、まだまだ、秋を楽しめる、青梅、奥多摩です。

御岳山の紅葉
御岳山からの眺め
アドベンチャーラインの広告

11月5日

賑やかな3連休

10月末から安定した天候が続いています。先週の28日、29日の両日は多くのお客様を迎えての「奥多摩ふれあいまつり」が奥多摩総合運動公園で開催されました。舞台では二日間で15団体が出演、各ブースでは団体・企業のPR、特産品、模擬店のコーナー、大抽選会と賑やかな二日間となりました。多くの皆様にご来場いただきありがとうございました。
11月3日からの3連休も天候に恵まれ、紅葉が増した奥多摩路は多くの車両で、場所によっては渋滞も見られました。そんな3連休の初日は、町の文化功労者の表彰式が執り行われました。地方自治の振興に尽くされた自治功労表彰をはじめ、自治会や消防、社会福祉、寄付行為等で尽力された自治表彰、文化、産業、スポーツ等功労表彰がありました。受賞された皆様へ感謝とお祝いを申し上げます。
4日、5日は東京都立奥多摩湖畔公園「山のふるさと村」で、恒例の秋まつりが行われました。イベント広場では、奥多摩に伝わる伝統芸能はじめ、音楽ライブも楽しむことが出来ました。また、手作り味噌、ピクルス、キムチ、ますの塩焼き、やまぼこ(ヤマメのあげかまぼこ)など奥多摩地域の物産展、郷土料理としてのだんご汁、山ふる汁も長蛇の列となりました。
今日5日は、奥多摩文化会館で数週間前から行われていた「奥多摩文化芸術展」展示の部を引き継ぎ、各団体による催しが行われました。奥多摩清流太鼓の威勢の良いバチ捌きでのオープニングに始まり、民舞謡連盟皆様の踊り、モアニ・フラ皆様のフラダンス、コール・やまぶき皆様の合唱、奥多摩吹奏楽団の演奏と多彩なプログラムで、町民皆様を楽しませてくれました。

小丹波こ組囃子連
境白髭神社獅子舞

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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