町長ブログ(令和5年10月)

更新日:2023年10月26日

10月26日

ふれあいまつり お待ちしています

10月の28日、29日の二日間にわたり「奥多摩ふれあいまつり」を奥多摩総合運動公園で開催いたします。
舞台では二日間で15団体の出演が予定されています。地域の企業をはじめ音楽舞踊を愛する皆様のショー、保育園・小学校の園児児童の発表に加え、昭和の歌謡ショー、お笑いライブなどプロの皆様をお迎えしてのステージは、町民皆様をはじめ、色づき始めた紅葉の奥多摩を訪れたお客様に楽しんでいただけることでしょう。また、会場には団体・企業のPR、特産品(山葵組合による山葵の販売)、模擬店のコーナー、そして奥多摩町と提携協定を結んでおります神津島村からも観光協会の皆様が出店致します。特産の塩辛は、毎年、午前中で完売するほど人気です。また、「わさび丸ごと根っ辛うどん」「富士宮やきそば」「富士桜ポーク」などB級グルメも出店致します。
また、今回は日本航空さんの協力をいただき、「JAL折り紙ヒコーキコーナー」も開催されます。奥多摩商業協同組合皆様もこのふれあい祭りを盛り上げていただきます。大抽選会も有りますので是非、ご参加ください。
今日現在の天気予報では好天が予想されています。秋の紅葉を楽しんでいただく一日となりそうです。皆様のお出かけ、お待ち申し上げます。

ふれあいまつりチラシ
大抽選会チラシ

10月14日

150年のあゆみ

今日は、奥多摩町立氷川小学校、奥多摩町立古里小学校の創立150周年記念式典が開催されました。私は古里小学校の式典に立ち会いました。児童、保護者、教職員とともに今日は、50数名の地域の皆様もこの歴史的式典を見守りました。
昭和28年11月、私が生まれる一か月前です。既に創立80周年を迎えた古里小学校、これを記念して、今の校章、そして校歌が生まれました。記念誌「ふるさと」にその謂れが掲載されていました。校歌は、80年の歩み「準校歌」として、題名も「ゆこう明るく」一番も二番も最後は ♪ゆこう明るく古里小学校♪ で終わっています。
「準校歌」とは?どなたかに聞いてみようと思っています。
また、この日は児童皆さんによって、写真にあるように、木材を輪ゴムだけで結節したモニュメントを創作していました。校庭に6グループだったかな?それぞれに特徴ある作品が展示され、150周年を祝っていました。
ひとくちに150年といっても創立時の写真を見れば、まさしく隔世の感を感じます。地域が学校を作っていたのだとその歩みを紐解き感じ入りました。

記念誌ふるさと
古里小学校校歌
校章
モニュメント

10月13日

災害に備えて

二日間で、徳島県の三好市を訪問いたしました。全国治山林道協会会長会議に出席するためです。今回の視察のメインテーマは、急傾斜地で発生しやすい地滑りなど土砂災害と林道整備の課題でした。前日の講演では「三好市における土砂災害の歴史」を徳島大学の教授から説明を受け、本日の現地視察を迎えました。
この日は三好市山城町の「森林基幹道」と吉野川上流の「民有林直轄治山事業」の視察を行いました。林道を整備するために林道橋を多大な費用を投入している三好市、担当者からの説明を受けましたが、整備事業にかける意気込みは相当なものでした。これにより、森林の適正な管理・保全はもちろんのこと木材等の林産物運搬距離の短縮や生活基盤の改善、災害時の対応にも寄与しています。
続いて、吉野川上流治山事務所の皆様から「民有林直轄治山事業の詳細について説明を受けました。事業の立ち上げの経緯(平成30年7月豪雨)から四国全体の森林管理を見据えた取り組み、そして、高知県との共同事業の展開を詳細に紹介していただき、有意義な研修となりました。自治体としての環境、背景は違えども、同じ急傾斜地の奥多摩町にとっても参考となるものでした。研修後の昼食会では、三好市の高井市長にもご同席いただき、ジオパークを防災に活かす構想についてもお話をいただきました。感謝申し上げます。

研修風景
高井市長
国見山林道起点
視察風景
林道橋
林道橋からの風景

10月9日

架け橋

昨日まで、アジア競技大会が中国で開かれていました。各競技で日本人選手の活躍する姿を観ることが出来ました。競技内容もさることながら、切磋琢磨した選手間のリスペクトにも大きな拍手と感激の涙が映されました。混沌とした世界情勢、また、国家間の軋轢もある中で、こうしたアスリートの姿が大変印象に残りました。
さて、今日は音楽の夕べを満喫致しました。羽村市、檜原村、奥多摩町の共同事業として開催された「子ども国際交流音楽祭・交流コンサート」が羽村市の「ゆとろぎ大ホール」で開催されました。例年、音楽の都ウイーンから著名な音楽家をお招きし、クラッシック音楽に親しむ機会を作っております。また、地域の小中学生、高校生を中心に構成された合唱団と演奏者との交流演奏、並びに西多摩地区出身者の若手演奏家による演奏も行われました。子どもたちにとって一流の演奏家とのコラボレーションは、またとない貴重な体験になったものと思います。
会場には雨の中、多くのお客様が来場されました。2時間余りのコンサート、美しい音色を心ゆくまで楽しまれたことでしょう。こうして音楽を通じた国際交流が出来ることに改めて感謝を申し上げます。

10月1日

ユネスコの無形文化遺産「小河内の鹿島踊」

奥多摩に代々伝わる郷土芸能「小河内の鹿島踊」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことは以前このコーナーでお伝えし、東京都民族芸能大会や地域の祭礼等で披露される機会が多くなりました。この「鹿島踊」踊り子は、男子女装と決められており、三番叟一人、踊り子六人、唄・太鼓二人、笛二人で構成し、十一曲の踊りが有ります。
本日はこの鹿島踊が最初に奉納された旧加茂神社境内での70年ぶりの披露が有りました。特設の舞台で演目が披露されました。狭い境内に多くのお客様、カメラを構えて「鹿島踊」を堪能されました。今朝方まで、雨が舞っていましたが、11時の開始時点では曇り空、若干薄日も漏れる好天気となりました。境内を囲む木々から木の葉が舞い落ちる中の舞台は、70年の歳月を感じさせない、素晴らしい空間となりました。
午後からも「山のふるさと村」みんなの広場でも観光客の皆様、地元奥多摩の皆様、多くの皆様に観賞いただきました。地域の文化芸術の保存、後継者の発掘はその地域でも悩みの種であります。この「鹿島踊」本日の舞台でも小学五年生と中学三年生が立派に務めてくれました。若い世代の参加を保存会でも期待しています。
帰路に就く間も余韻が続いたのでしょうか、この日はゆったりとした心持ちで過ごすことが出来ました。奥多摩に代々伝わる郷土芸能「小河内の鹿島踊」のお披露目、おめでとうございました。この日のために準備にあたっていただきました鹿島踊り保存会の皆様、奥多摩郷土芸能保存団体協議会の皆様、小河内振興財団、おくたま地域振興財団、教育委員会のスタッフに改めて感謝申し上げます。

旧加茂神社境内前で鹿島踊を披露
旧加茂神社境内前での鹿島踊の様子
みんなの広場で鹿島踊を披露
鹿島踊保存会会長の挨拶

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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