町長ブログ(令和5年9月)

更新日:2023年10月02日

9月30日(土曜日)

感心しました

先週の日曜日は古里小学校、そして今日は氷川小学校の運動会が開かれました。数年続くコロナ禍で練習量も限られ、指導者も児童も大変だったと思います。しかしながらウイズコロナ、あらゆる対策のもとで、保護者皆様の見学も緩和され、お客様もお招きしての運動会となりました。
24日の古里小学校は一日の雨天順延となり、気をもみましたが、日曜日はそよ吹く風も秋を思わせる絶好の運動会日和となりました。古里小学校で印象に残りましたのは、最後の実行委員長の言葉でした。1年生から6年生までの競技、演技をしっかりと観て、文面に綴り、述べた内容は素晴らしいものでした。30日の氷川小学校は、少人数のデメリットを感じさせないような流れる進行、指導者と児童のコンビネーションが抜群でした。伝統の氷川獅子も楽しく観賞いたしました。両校とも6年生の力強いリーダーシップを感じました。
ともに午前中だけの運動会で、種目も限られておりましたが、児童の皆さんは精一杯の競技、演技を見せてくれました。コロナ禍からの教訓を十分に活かしたプログラム、随所に工夫が見られました。短期間での準備でご苦労された教職員皆様に改めて敬意を表します。
150年の歴史と伝統を持つ両校、10月には創立150周年の記念式典も控えています。

玉入れ
ソーラン節
氷川獅子
未来へのエナジー

9月27日

「心の過疎」を取り除く

西多摩郡町村会では二日間にわたり、新潟県への行政視察を実施いたしました。主に出雲崎町の町政運営、特に奥多摩町が力を注いでいる子育て支援や移住定住化対策などを中心に研修を行いました。研修会には出雲崎町長をはじめ幹部職員皆様、そして、新潟県町村会の事務局の皆様にもご同席頂きました。
見学先の「多世代交流館」では施設のレイアウト(写真)ももちろんですが相談事業もまさしく多世代を視野に充実しておりました。雨天時でも遊べる砂場(写真)は非常に参考になりました。見学を終えると丁度中学生が交流館に集まり、これから学習や放課後の時間を楽しむ場面に遭遇いたしました。玄関に入る姿は、我が家に戻ってきたような雰囲気、それを迎える職員皆様も笑顔での対応でした。
出雲崎町長は80代の高齢を感じさせない、エネルギッシュなリーダーでした。「心の中の過疎」を取り除かなくては、、、これが一番厄介なものと力説されました。良い経験をいただいた二日間でした。

 

多世代交流館
雨でも遊べる砂場
室内の様子
室内ブランコ

9月17日

力の限り

本日は、青梅市の明星大学駐車場にて、第34回西多摩地区消防大会が、西多摩地域8市町村の消防団の参加により開催されました。
午前中は小型動力ポンプの部5隊、午後からは自動車ポンプの部8隊の操法が行われました。各市町村の代表です。団員皆様がこの数か月で培われた訓練の成果を観ることが出来ました。当然のことながら当事者は自分たちの出来不出来を一番感じているものと思われますが、力の限りの操法に優劣をつけることの現実には、厳しいものを感じます。指揮者の「〇〇消防団、消防操法を終了しました」という終了の宣言にホッとした姿を垣間見ました。
小型動力ポンプの部はあきる野市消防団、自動車ポンプの部は福生市消防団が優勝の栄誉に輝きました。我が奥多摩町は、小型動力ポンプの部で準優勝を収めることが出来ました。当日は真夏を思わせる灼熱の太陽のもとでの開催、じっとしていても汗が噴き出す炎天下での操法は、大変な熱気が感じられました。それに加え、各市町村の応援団もものすごい熱量の声援を送っていました。選手の一挙手一投足に拍手と声援、仲間の団員と家族が見守っている中で、力の限りを尽くした操法でした。
市町村の代表として、この数か月の訓練、異常に暑かったこの夏の訓練に敬意を表します。残暑厳しい一日、熱き一日に感謝いたします。

 

井上団長
自動車ポンプの部準優勝
自動車ポンプの部
小型動力ポンプの部

9月10日

水源地郷土芸能フェスティバル

今日は、小河内ダム湖畔、奥多摩 水と緑のふれあい館の1階ふれあい広場にて、地元の皆様による、小河内の川野・原の獅子舞と鹿島踊が上演されました。この場所での公演はやはり、4年ぶりということです。広場はスペースが限られておりますので、演じ手踊り手が会場いっぱいに動く様に、聴衆もその迫力を肌で感じることが出来ます。

また、午前中は屋外での披露も開催され、その様子が「日本の祭り」としてテレビ局の取材を受けました。まだまだ残暑が残る中、伝統芸能を披露、若き担い手も後継者として頑張ってくれました。この様子は10月8日の日曜日、午後5時からTOKYOMXテレビで放映されます。伝統芸能と首都用水としての役割を担っている小河内ダムの歴史、先人の苦労も織り交ぜた内容になるとのことです。

水と緑のふれあい館で披露された原の獅子舞の写真
水と緑のふれあい館で披露された原の獅子舞の写真の2枚目
小河内神社で披露された川野の獅子舞の写真
小河内神社で披露された鹿島踊の写真

9月9日

暖かい交流

先週も地域の祭礼が復活し、住民の笑顔があふれ始めたとの掲載を致しましたが、本日は住民皆様を対象に地域の交流を深めようとするイベントが奥多摩の大丹波地区で行われました。ゲームやカラオケ花火の打ち上げなど盛りだくさんの企画で、住民皆様が楽しんでいらっしゃいました。また、模擬店も地元消防団他、有志の皆様がこのイベントを盛り上げてくださいました。私自身も一住民として参加させていただき、ゲームに興じました。地域住民が自ら地域のために企画する、準備から片づけまで大変なことと思います。普段からこのような温かい交流が出来ていることは素晴らしいこと、いざという時もこの結束力が役立つものと確信します。

老若男女、里帰りの皆様もこの「夕涼みの会」のひと時を満喫していました。故郷の我が家、久しぶりに会った友人と交歓する姿、地元ならではと感じました。私も気が付いてみたら4時間もお邪魔していました。そう、写真も一枚も取らずに・・・

9月3日

もう一度非常持ち出し袋(防災リュック)の中身を確かめてみよう

本日午前7時15分に大地震が発生したとの想定で、第46回奥多摩町総合防災訓練が各関係機関町民皆様のご協力をいただき行われました。18の自治会それぞれの課題を挙げ、住民参加による訓練です。出火防止訓練、避難訓練、初期消火訓練、応急手当訓練,AED訓練、炊き出し訓練、給水器具取り扱い訓練等様々な訓練を実施していただきました。

その後、各自治会の訓練に参加した職員から報告を受け、訓練は終了いたしました。非常持ち出し袋(防災リュック)を背負ってきた住民の割合を尋ねたところコロナ前(配布当時)より少なかったという報告が有りました。地域の防災備蓄倉庫にどんなものが格納されているか、非常持ち出し袋(防災リュック)に何が入っているか、また、我が家では何を入れておくべきかを確認する必要を感じました。

午後からは東京都の防災学習セミナーの一環で、関東大震災100年出前講座が、福祉会館で開かれました。講師は陸上自衛隊に勤務されたのち、現在は防災関連の啓発に従事されている野呂順正氏。関東大震災における被害の特徴からその教訓を活かすお話。そこから学ぶ首都直下型地震への備えなど多くの視点、角度からの講義でした。直接的な死亡原因と根本的な予防が出来なかったゆえの死亡原因のお話は深く相槌を打つものでした。要は建物が崩壊しなければ防ぐことが出来た死亡が多かったとの指摘でした。

印象に残った言葉として「他人事」から「自分事」また、「正常性バイアス」日常生活での不安や心配などを減らす役割気持ちなどが強すぎることへの危惧をもう一度見直そうと説かれていました。例えば私たちの住んでいる奥多摩町、地震など揺れが起こると「奥多摩は地盤が固いから大丈夫だよ」という方が多くあるようです。野呂氏はこのことにも触れて、注意喚起を怠らぬようにと・・・

多くの皆様にご参加いただいた出前講座、有意義な時間を共有することが出来ました。この関東大震災100年、出前講座は東京都が主催し、小規模のグループでも講師を派遣し、防災への意識を高揚する施策です。是非ご活用ください。

9月2日

「水根」の江波駐在来る!

先月の19日、奥多摩文化会館で、交通安全講習会が行われました。交差点での信号の変わり方、頭では解っているものの、実際に赤から青に変わる微妙な時間について講話が有りました。じっくり観察すると交差点両方が赤になっている時間、意外と長いものです。必ず自分の進行方向が「青」になるまで発車してはいけない理由が良く解ります。また、対面交通方式の交差点は、右側が赤信号でも左側は青信号です。片方を見て、発車してしまう車を見かけたことが有ります。当然クラクションが響きます。兎に角、自分の進行方向が「青」になることを絶対に確認しなくてはいけないことを肝に銘ずるべきですね。

さて、今年も秋の全国交通安全運動が9月21日から30日までの10日間実施されます。それに先立ち、本日、霞共益会館にて「青梅・奥多摩交通安全のつどい」が開催されました。

第一部式典では、奥多摩町では一番有名な俳優、駐在刑事、水根の江波駐在さん(寺島進氏)が一日署長に任命されました。第二部では、奥多摩交番所長の指揮で、奥多摩町の山岳救助隊皆様(各駐在所員)による救助活動の実態や登山者への注意喚起を中心に参加者皆様に説明、実践の状況を披露してくださいました。ロープを使っての救助では、本日の一日署長、寺島さん自ら救助される側を演じてくれました。また、第三部では、寸劇や吹奏楽の演奏と盛りだくさんのコーナーが有り、水根の江波駐在さんも自転車にまたがりヘルメットの必要性を聴衆皆様に訴えてくれました。忙しい、売れっ子の俳優さんでありながら長時間、行事にお付き合いいただきました。また、ファンも増えることでしょう。感謝を申し上げます。

山岳救助隊4名と一緒に舞台に上がる寺島さん
自転車にまたがりヘルメットの必要性を訴える寺島さん

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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