町長ブログ(令和5年7月)

更新日:2023年07月31日

7月28日

異文化を知る

冒頭、異文化と書きましたが、この時代、異文化という概念は存在するのだろうか?ダイバーシティー、多様性の受容、SDGs持続可能な・・・確かに、気候風土、歴史、人種様々な差異はあるにしても、同じ地球上で暮らす人々の意識は共通項が多いように感じます。
本日から奥多摩町の中学生が、オーストラリアに13日間訪問いたします。昨年はホテルステイの海外派遣事業となりましたが、今年は町の海外交流事業が4年ぶりに再開されました。今回は現地のホームステイの受入れもあり、コロナ禍以前の状況に戻り、研修出来ることとなりました。3年生7名、2年生1名が異文化?に浸り自己を見つめる機会となってくれたらと願っています。成田に向かうバスを保護者の皆様とともに見送りました。

壮行会の様子
バスで出発

7月24日

祭り復活

梅雨明け宣言から数日経ちましたが、今週は猛暑の日々となりそうです。コロナ感染症の情報も5類移行時から把握しづらくなっています。しかし、現実に身近な知り合いが感染している情報もあり、個々での対策をしっかりとしていくことが重要、そして自他ともに、うまく付き合う?ことも肝要なのでしょうか。子どもたちも夏休みに入りました。両親ともに仕事を持つご家庭のご苦労は大変ですが、食事の習慣をはじめ一日の生活をしっかりと組み立てていただけたらと思います。
さて、この1・2ケ月、3年ぶり4年ぶりという言葉を多く耳にします。今までリモートや書面会議が多かった数年でしたが、ここに来て対面での会議、また、懇親の席も多くなりました。やはり情報交換の場としての対話の重要性をひしひしと感じています。また、地域の自治会等の行事、特に祭礼のご案内も多くなりました。前述の通り、個々で、また、グループ、会としてしっかりとした対応での実施をしてまいりましょう。奥多摩町でも恒例の納涼花火大会が8月12日に復活いたします。警備を含め、しっかりと対応してまいります。

7月13日

おくたま巨樹に癒される森

11日から12日の二日間で、森林セラピー基地「全国ネットワーク会議」が都内で開かれました。全国にあるセラピー基地46団体からなる組織です。今年度から奥多摩町が幹事となり、私が会長を務めることとなりました。初日は総会と研修会、交流会が、二日目は講師をお招きしての研修会が行われました。
初日の研修会は、新たにこのネットワークに参加してくださった埼玉県の北本市、神奈川県の秦野市のセラピー基地の事例発表が有りました。両基地とも燃え滾るような運営の意欲が感じられ、「初心に帰る」という気持ちを掻き立てられました。この日は林野庁からも職員皆様が来賓としてご参加くださり、アドバイスもいただくことが出来ました。交流会では、開始前から会場に集合した面々が名刺交換、すぐに情報交換が始まり、あっという間の2時間が過ぎました。
翌日の研修会は、「新たな森林セラピーの価値創造」と題し、株式会社「さとゆめ」の浅原氏を講師に迎え実施いたしました。講演の後は、4グループでのワークショップが行われました。今までにやってきたこと、そしてそれにより解ったこと、じゃあ次に何をやるか、という視点で話し合い、確認し合い、指針を打ち出しました。(写真)私自身もグループを覗きながら課題を確認し合いましたが、それこそあと一時間、半日あったらと思うような熱の入り方でした。講師の先生はもちろんのこと、参加し、且つ熱心に二日間を過ごしていただきましたことに深く感謝を申し上げます。また、この2日間の企画から運営まで「おくたま地域振興財団」の皆様には大変お世話になりました。

総会の様子
研修会の様子
ワークショップで発表している様子
ワークショップの様子

7月10日

認定書をいただきました

このブログで、奥多摩に代々伝わる郷土芸能「小河内の鹿島踊」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことは何度か記載を致しましたが、この度、文部科学省において、登録記念式典が挙行され、全国41の登録団体が一堂に会し、文部科学大臣から認定書が登録団体に伝達されました。
この日は私も現在の保存会島崎会長、吉野副会長と伴に、記念式典に参列致しました。式典終了後は、衆議院第二議員会館に場所を移し、ユネスコ無形文化遺産「風流踊」の保存を支援する国会議員の会の皆様との意見交換、懇談が行われました。風流保存振興連合会として今後の支援をお願いしてまいりました。

 

文部科学大臣より認定書を授与されている島崎会長
集合写真

7月10日

心も磨く

この数年の特徴である線状降水帯が九州地方に猛威を振るっています。想像を超えた降雨、自然の恐ろしさを感じざるを得ません。被災された皆様には心からお見舞いを申し上げます。数十年前とは違った梅雨の現れ方に住民の苦労がまだまだ、続いています。早い天候の回復と災害の復旧を祈ります。
さて、関東、東京地方では数日前に未曽有の落雷、降雨、暴風が有りました。70年80年奥多摩の地に住んでいる皆様からも「こんな雹を伴った雷は初めて」と・・・なかなか収まらない雷に住民皆様も驚きの様子でした。町内では倒木が何件か起こりましたが、大きな被害もなく翌日を迎えることが出来ました。
さて、昨日から東京地方も猛暑日が続いています。同じ日本列島でもこの気象の差が現実であります。そんな猛暑の中、奥多摩建設業協会の皆様による公益事業が開催されました。日頃から児童生徒への仕事への理解を伝える啓発活動も熱心に行っていただいております。また、冬場の除雪作業等も多大な協力をいただいております。そんな協会の皆様が、本日は暑い中、町内のカーブミラーの清掃活動を行っていただきました。視界確保は運転者だけでなく歩行者の安全確保にもつながります。改めて感謝を申し上げます。

7月3日

社会を明るくする運動

「犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の力」をメインテーマに法務省が主唱する「社会を明るくする運動」の参加促進のために、本日の朝、奥多摩駅で駅頭キャンペーンを実施いたしました。
西多摩地区保護司会、保護司会奥多摩分区、更生保護女性会、民生児童委員の皆様に駅頭に立っていただき、午前7時から8時の間、乗降客皆様に啓発の書類をお配りすると同時に、協力をお願いいたしました。同時刻に古里駅頭でも活動をしていただきました。
この「社会を明るくする運動」について書かれた作文集を読みました。ある生徒は学校の登下校時における自治会、民生委員さんなどのパトロールや声掛けが当たり前のように思っていたが、こうした日常の営みが、こどもの成長にいかに大切な事なのか・・・を感じたと。地域から社会を明るくしてまいりましょう。

奥多摩駅前でのキャンペーンのようす1
奥多摩駅前でのキャンペーンのようす2
奥多摩駅前でのキャンペーンのようす3
奥多摩駅前でのキャンペーンのようす4

7月2日

ドローンも応援

ここ数日猛暑の東京地方、九州では線状降水帯が居座り、大雨が警戒されています。そんな猛暑の中、奥多摩町消防団ポンプ操法審査会が奥多摩総合運動公園で開催されました。前回はコロナ禍の真っただ中、中止を余儀なくされ、今回は久しぶりの大会となりました。奥多摩町消防団には6個分団が有り、町内の防火防災に勤めております。この数か月間、この大会のために、各分団は天候不順の中訓練に励んでおりました。じっとしていても汗がわいてくる暑さの中、制服に身を包んだ団員の皆様、選手はもとより応援の団員、会場整理の団員、ご家族の皆様も汗を拭き拭きの大会でした。優勝はポンプ自動車の部、小型動力ポンプの部共に第3分団となりました。
今大会は、4月に入団した女性団員も放送係をはじめ各セクションで活躍してくれました。団員の結束もまた、深まったのではないでしょうか。この数か月の訓練、大会が近づくにつれ、1日おきが毎日となり、連夜の訓練が行われていました。家族のご協力の賜物です。2年に一度のこの大会、本当にご苦労さまの言葉しか浮かんでまいりません。
写真をご覧ください。大会には一つの隊の操法で大量の水が使われます。終了後には団員総出でホースの片づけを致します。この仕事も大会を運営するうえで大事な仕事となっています。もう一つ、空に飛行しているドローンが見つかりますでしょうか。従来は地上の目線での様子しかわかりませんが、空からの情報で全体の流れを観ることも重要との発想から撮影されました。今後の活動に役立つものと思います。猛暑の中、大変お疲れ様でした。

女性団員による放送
優勝カップ返還
ポンプ自動車の部競技
小型動力ポンプの部競技
放水の様子
ホースをかたづけている様子
ドローンで空から撮影

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

お問い合わせはこちら
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか