町長ブログ(令和5年5月)

更新日:2023年05月31日

5月27日

フルタイムの体育大会

晴天に恵まれた奥多摩中学校の体育大会が開催されました。写真をご覧ください。障害物競走、ムカデ競争、保護者の皆様、地域の皆様も参加しての奥多摩音頭とまんまる音頭の風景です。この日は久しぶりに午後も競技が組まれた体育大会でした。生徒はもちろんのこと保護者の皆様も楽しめた一日だったようです。印象に残ったのは、生徒の入場だけでなく退場する最後まで拍手を送られた校長先生の姿でした。
一番興奮した全校リレー、選抜リレーは写真に収めることを忘れていました。

障害物競走
ムカデ競争
奥多摩音頭
まんまる音頭

5月21日

久しぶりの団員訓練

先週の日曜日、天候が心配される中、奥多摩町消防団令和5年度団員訓練が開催されました。未明までの雨で、会場の登計原総合運動公園もしっとりとした空気に包まれていましたが、お昼までの訓練の間は雨も降らず、訓練が無事行われました。
全団員が集まっての訓練は、まさしく久しぶりです。新しく加わった7名の女性団員も初めての訓練です。この日は東京消防訓練所から所長はじめ3名の教官が指導のため、来町されました。訓練は操法訓練、応急救護訓練、規律訓練の3班に分かれ行われました。規律訓練は、入団二年未満の団員が対象となり、基礎的な訓練を受けました。応急救護訓練は東京防災救急協会のご協力をいただきAEDの実習をはじめ、普通救命講習が奥多摩消防署内で行われました。操法訓練は対象団員を中心に、教官による小型動力ポンプ、自動車ポンプの訓練指導が行われました。コロナ禍で団員の活動が思うように出来なかったこの3年間、それを取り戻すべく各団員の熱心な行動、教官への質問が繰り広げられました。
今年は昨年まで中止を余儀なくされていた町の操法大会をはじめ、上部大会が予定されています。訓練、研修が実りますよう祈念いたします。

操法訓練1
規律訓練
操法訓練 2
操法訓練 3

5月14日

フードドライブ

食品ロスというフレーズがメディアに登場し、且つ頻繁に使われるようになってから、既に十数年が経過しているのではと感じています。家の戸棚には缶詰やインスタント食品など日持ちするものが、忘れかけられて仕舞い込まれているのでは、、、そんな発想と食品ロスを減らすための試みが13日、14日の両日奥多摩町の氷川地区、古里地区の二か所で開催されました。
「OKUTAMAお太助隊」という自主グループの主催、奥多摩町社会福祉協議会と奥多摩町地域包括支援センターの共催協力のもと、写真にある通り、眠っている食品が多く寄せられたとのことです。協力していただきました皆様、ありがとうございました。また、当日は、奥多摩中学校の生徒さんもボランティアで参加してくださっていました。引率の先生方にも感謝申し上げます。

フードドライブのチラシ

5月13日

島じまん

東京都の町村会は、13の町村で構成されていますが、うち9町村はいわゆる島しょ部、島からなっています。13日、14日の二日間にかけて、島の名物、特産品販売や特選グルメが会場の竹芝客船ターミナルに所狭しと並びました。
『伊豆諸島 小笠原諸島 東京愛らんどフェア島じまん2023』が4年ぶりに開催されました。天候には恵まれませんでしたが、久しぶりに開催されたイベントに、島の皆様の力の入れよう、熱気が伝わってまいりました。10時会場から人気のブースは長蛇の行列が、、、お客様も楽しみにこのイベントを待っていたようです。私自身も開会式典の後、9つの島の特産品を求めて行列の輪に加わりました。中には30分以上も待たなくてはならないほどの人気商品もあり、「最後尾」の看板が掲げられる賑わいでした。
また、特設ステージでは、各島の郷土芸能等が披露され、村長さん自らステージに上がっていました。
素晴らしい盛り上がりを体感しました。

会場の様子
舞台上の様子

5月8日

5類移行となって

本日から新型コロナウイルス感染症が感染症法上季節性インフルエンザ等と同様の「第5類感染症」に移行することとなりました。国や東京都の対策本部も廃止、町の対策本部についても、昨日をもって解散いたしました。対策本部の解散に伴い、町内における感染者数や町内施設での感染状況の公表も終了となります。
本日以降、これまでご協力をお願いしていた基本的な感染防止対策(三密の回避、手洗い等の手指衛生、換気等)や事業者・施設における感染防止対策(換気、人と人との距離確保、消毒液・パーテーション設置等)、自身や同居者がコロナ陽性となった場合の外出自粛についても、行政から一律に対応を求めることはせず、個人や事業者(施設管理者)が自主的に判断して実施することとなります。
町民皆様・町内事業者皆様には、3年前の令和2年4月に町の対策本部を設置して以降、緊急事態宣言発令時等における不要不急の外出自粛のほか、観光事業者・飲食店等への酒類提供自粛・来店時の人数制限や時間制限などに、ご理解、ご協力を賜りましたこと、あらためて感謝申し上げます。
さて、今年のゴールデンウィークですが、全国各地に(海外もです)人の流れが分散したようですが、3日から5日までは天候も良く、奥多摩町でもバイクをはじめ、交通量が多くなったものの昨年の夏休み、秋の行楽シーズンと比較すると宿泊、日帰り、バーベキューなど若干減少傾向がみられました。写真は、5日の午前11時頃の奥多摩氷川大橋から上流、また、奥多摩駅を利用する観光客皆様の様子です。

氷川大橋から上流を見たところ
奥多摩駅前の様子
奥多摩駅前の観光客の方々

5月1日

木造十一面観音菩薩立像(もくぞうじゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)

白丸杣入の木造十一面観音菩薩立像、いつからこの地にどのように伝えられたか確かな記録はないようです。嘉永6年(1853)に発生した大火の際は村人が力を合わせ、村内の寺院(本源院)に移すなど、これまで大切に守り慕われて参りました。先日、この東京都指定有形文化財である木造十一面観音菩薩立像を拝観させていただきました。
町の大切な文化財であるため、神仏表面に剥離が進んだことから修復を計画し、当初、江戸中期頃の建立と思われていたものが、ファイバースコープなどの活用により、内部の撮影が可能になったことで、鎌倉時代の作であることが改めて判明、更には仏師定快の62歳の作であることも判明しました。これにより、鎌倉時代の作として大変重要と位置付けられ、有形文化財として東京都より指定を受けることとなりました。
また、不動明王立像と毘沙門天立像については、ほぼ同時期の作として江戸時代には、十一面観音像とともに秘仏として厨子内にて安置されていたことから、合せて指定を受けることとなりました。盗難、防災面における安置場所の機能向上を図るための工事もこの補修事業に合わせて2か年を要し整備、この度すべての修復が完了しました。補修事業の経過写真も見させていただきましたが、素人には気の遠くなるような作業の連続であったようです。
現在、石水山十一面観世音大菩薩護持会の皆様の献身的な努力により、現在の杣入観音堂内(大正7年建立)で、これからも大切に守り継がれていくことでしょう。通常は秘仏として公開はされておりませんが、毎年祭礼の際に一般公開がされております。

右から不動明王立像、十一面観音菩薩立像、毘沙門天立像

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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