町長ブログ(令和4年12月)

更新日:2022年12月28日

12月28日

今年もお世話になりました

早いもので、あと数日で新年を迎えることとなりました。町民皆様はじめ、このブログをご覧いただきました皆様には感謝を申し上げます。この数日の寒波で拙宅の周りの畑も長い霜柱が連日見られます。おかげさまでこの数日、太陽も当たる天候ですが溶ける暇もないような寒さです。東北・北陸・山陰だけでなく中部以西の太平洋側でも記録的な積雪を見ています。被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症との戦いで3年目を経過いたしましたが、未だ高止まりの増加傾向が続いております。東京都においては、この冬に向けた感染拡大防止対策として、ワクチンの早期接種、マスクの着用や人の集まる屋内では、気温が低い中でも定期的な換気を励行するなど、基本的な対策の徹底、また、医薬品や食料品等の備蓄を呼びかけているところであります。
町においては、新型コロナウイルス感染症の拡大及び原油価格、物価高騰に伴う経済の低迷に対し、地域経済の活性化を図るため、第3弾となります「奥多摩町地域応援券事業」を実施するとともに、燃料費や電気料金の値上げの影響を受ける、町内に事業所、店舗などを有する中小企業及び個人事業者に対し、事業継続を支援するための「奥多摩町事業継続応援金事業」を実施致しております。
また、町における5回目のワクチン集団接種の状況 ですが、75歳以上の方を対象とした接種は、11月26日をもって完了し、12月には、60歳以上の方、また、基礎疾患を有する方の集団接種を完了いたしました。コロナ禍ではありましたが、スポーツなどを通じて町民皆様の交流と健康増進を図ることを目的として、4年ぶりに2回目となる「奥多摩スポーツフェスティバル」を、また、10月29日、30日の好天に恵まれた両日、こちらも実に4年ぶりとなる「第37回奥多摩ふれあいまつり」を開催させていただきました。小さなお子さんから 高齢の方々まで、大勢の町民皆様に来場いただき、皆様のお力で盛会に開催できましたことに対しまして、改めて感謝を申し上げます。近所に住んでいながら「久しぶりね」と言って笑顔を交歓している町民皆様の姿が印象的でした。
新型コロナウイルス感染症との厳しい闘いは2年半を超え、この間、地域住民の皆様をはじめ、事業者皆様のご協力のもと、関係機関とも連携し、感染予防や対策に取り組んでまいりました。今後も新たな感染拡大への対応を想定しつつ、これまで積み重ねてきた対策や経験を活かし、関係機関と連携を図りながら、感染症対策を講じてまいる所存でありますので、引き続き、住民皆様、ご協力を心からお願い申し上げます。皆様が健康で、新年をお迎え出来ますようようご祈念申し上げます。

 

12月15日

ユネスコの無形文化遺産登録に想う

先月初旬、このブログで奥多摩に代々伝わる郷土芸能「小河内の鹿島踊」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しと記載を致しましたが、文化庁より、11月30日(水曜日)正式に登録への「記載」が決議されたとの発表がありました。全国24都府県、41件の盆踊りなど「風流踊」が無形文化遺産に決定、奥多摩町の「小河内の鹿島踊」もその栄誉に浴しました。
本日は現在の保存会島崎会長、吉野相談役が来庁され、ユネスコの無形文化遺産登録決定のご報告をいただきました。今回のユネスコ登録以前でも「小河内の鹿島踊」は国が指定する重要無形民俗文化財として、保存会皆様の手で脈々と引き継がれ、その伝統を継承されてまいりました。その足跡をたどる、由来が記された貴重な資料と題目の歌詞の意味、ストーリーが記載されている冊子を拝見し、改めて無形文化遺産に登録されるに値するものと強く感じたものです。
「小河内の鹿島踊」の歴史は前回のブログで概要をご紹介いたしましたが、歴代会長の記録を読ませていただき、改めて幾多の困難に立ち向かいながらも郷土愛から生まれるエネルギーが、地元小河内神社への奉納へと繋がったのではないかと拝察します。
今後、町と致しましても、郷土芸能の保存をはじめ、文化財等貴重な財産を、そして歴史をしっかりと繋ぐことが使命であると、今回の登録で認識を新たに致しました。

鹿島踊保存会表敬訪問

12月4日

伝統の奥多摩渓谷駅伝

好天に恵まれた日曜日、残り少ない紅葉を視界に、第84回奥多摩渓谷駅伝競走大会が開かれました。
開会式に参列するため青梅市役所に向かうと役所前の広場にはランナーのウォーミングアップの姿が多くみられました。今大会の出場チームも地域の事業所、同好会、官公庁や学校の職員、大学高校生の皆様のご協力をいただきました。そして久しぶりに小中学生のランナーも参加致しました。
協賛自治体の奥多摩町からは教育課のスタッフ、後援団体の奥多摩町体育協会からは協会役員をはじめ所属の各部有志皆様がコースの整理にあたっていただきました。コロナ禍における大会ではありましたが、こうした皆様のご協力で無事終了いたしましたことに、深く感謝を申し上げます。
快晴の青梅・奥多摩の渓谷路、紅葉も少し色を落としましたが、ランナー皆様の目には、その景色がどのように映りましたでしょうか。帰路青梅線アドベンチャーラインに乗りながらランナー皆様と一緒に移動しました。今年も応援規制があり、往路の古里駅周辺で沿道を見渡しましたが、観客も少なめでした。来年は沿道いっぱいの皆様から応援を受け、走りたいですね。

 

青梅市役所前でスタートを待つランナー

青梅市役所前でスタートを待つランナー

JR東日本八王子支社のアドベンチャーラインの皆様

JR東日本八王子支社アドベンチャーライン
の皆様

12月1日

あれ?開かない!

いつものように通勤で古里駅のホームに着きました。奥多摩行きの電車が到着し、ドアが開きました。となるはずでしたが、私の前の扉は開きません。あれれ?と思って前後を見渡すと降りるお客さんのドアは開いているのです。そうです!今日から青梅線は手動式のドアの開閉になりました。開いているところから乗車し、最後部の車掌さんに「ドアが開かないところがあるのですが・・・」とお尋ねすると「今日から手動式に・・・」全くの認識不足に、他の乗客の前で恥ずかしくなりました。電車を利用する町民皆様もご注意ください。
さて、政府は、きょうから企業や家庭に節電を要請致しました。冬の節電要請は7年ぶりとのことです。今日から来年3月末までで、数値目標は設けず、無理のない範囲での協力要請です。この冬の強い寒波や様々なトラブルなどに備えてとのことです。室内の温度設定、照明の必要度も意識しながら私たちの出来ることから始めてまいりましょう。
昨日から第4回の町議会が開催されています。今年も早いもので12月、あっという間の一年でした。相変わらずコロナウイルスとの伴走が続いていますが、インフルエンザ等他の感染症対策も併せてしっかりと対策を進めてまいります。

 

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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