町長ブログ(令和4年6月)

更新日:2022年06月28日

6月28日

温暖化で変わる常識、梅雨前線一気に北上

表題は、毎日新聞朝刊3面の見出しを引用させていただきました。異常に早い梅雨明けとなりました。連日の6月における猛暑日は、気象観測始まって以来のことだそうです。原因は偏西風の流れが大きく北に蛇行したことで太平洋高気圧が勢力を増したとのこと。しかしまだ6月の下旬、昨今の異常気象です、梅雨前線がまた南下する可能性も残されています。豪雨は勘弁してほしいですが適度な降雨は期待したいところです。
奥多摩湖、小河内ダムの昨日までの貯水量、東京都の発表では84.5%と何とか80%を超えていますので、一安心ですが、梅雨入り前は60%台に落ちこんだ時期もあり、今後、この異常な暑さが続くと、貯水量に影響をもたらすことが多いに懸念されます。
折しも昨日、経済産業省から電力ひっ迫による注意報が発令されました。猛暑日が続く中、この注意報は継続されることが予想されます。この夏、電気と水の節約を充分に意識した生活となります。しかし、熱中症予防にも対応が必要です。節約の中にも健康管理には充分留意されますようお願いいたします。

 

6月22日

未来のブカツ

文部科学省ではなく経済産業省の肝いりで、2021年から「未来のブカツ」と称して、学校部活動と生涯スポーツを支える「地域スポーツクラブ」の創出に焦点を充てた取り組みが活発に議論されています。
過日、この取り組みを西多摩の教育界にも一石を投じようと福生市の「こども未来づくり応援団」の皆様が講演会を実現してくださいました。演題は「西多摩の『新しいブカツ』を考える」講師は経済産業省でプロスポーツのDX事業環境整備や、学校部活動地域移行を見据えたスポーツクラブ事業環境整備等を最前線で企画推進しているA氏です。学習塾や通信教育、スポーツや音楽等の教室と従来の学校教育との融合がこれからのGIGAスクールの環境として重要であるとの前提で、講演が進められました。このコロナ禍で発生した教育環境の変化も時間の使い方、指導方法に新たな発見をもたらしたことは、教育関係者なら感じているはず、今後の現場に活かされるのではないかと・・・
また、2015年に設置されたスポーツ庁、今回の公立中学校の運動部活動の目指す姿、部活の段階的地域移行への推進に大きな役割を担っています。庁内の議論も積極的、活発なものとA氏は期待を寄せています。立て板に水の講演がすっきり頭に入ってくる。講師の持ち時間は1時間半、その後のパネルディスカッション質疑応答で2時間半があっという間の時間でした。
参加者は学校関係者、地域の事業者、政治関係者、IT企業従事者等幅広い方々でした。従来の学校運営、教育委員会のかかわり方、民間企業の応援など子どもたちのために何が必要かという視点を中心に、講演が進みメモを取る余裕もないほど話に引き込まれていきました。児童生徒数の減少の中で、奥多摩の部活動も当然のことながら変換期を迎えています。子どもたちのために何ができるか考えてまいります。

 

6月15日

ウィズコロナ東京かるた

全国的にも東京都もコロナ感染者数が徐々に減少を辿りつつあります。ゆっくりとではありますが、この傾向が続き、限りなくゼロに近づくよう願っています。また、継続して、私たちの出来ることを実施してまいります。

💮コ こまめにね 手洗い消毒 マスクに換気
💮シ 従業員に 検温・受診の 徹底を
💮ネ 寝て食べて 免疫力を 高めよう
💮ナ 仲間とは オンライン乾杯 今ふうさ
💮レ レジではね 前後にスペース 安全ね

これは、2年前に東京都が作成した「ウィズコロナ東京かるた」の一部です。(あ)から(ん)で終わる48文字からなるかるたです。今から読み返すと「なるほどね」「実践中だな」「う~ん 我慢したよね」など様々な思いが巡ります。あの時と今とでは住民皆様の感染対策が進んでおり、同じ感覚で捉えづらいことも有りますが、改めてもう一度初心に帰り、このかるたを実践してみては如何でしょうか。さらに一層、この一か月の減少傾向に拍車がかかるのではと・・・
東京都のホームページなどから「ウィズコロナ東京かるた」で検索できます。

 

6月6日

総会

コロナ渦の2年間、というよりも足掛け3年間にわたり、対面での集まり、学校生活等に制限が課せられ続けてきました。私自身もリモート、WEBでの会議を余儀なくされてまいりました。5月連休後の感染拡大も懸念されていましたが、6月に入り、緩やかではありますが、コロナ感染者数も減少傾向を見せています。国民の感染症対策が浸透していることと理解できます。この流れが続き、感染者数減少の中でのウィズコロナ(本当はゼロコロナであってほしいのですが)になればと願っています。奥多摩町でも医療関係の皆様、住民皆様のご協力をいただき、現在のところ感染は収まりつつある状況です。
さて、そんな中でこの数日、いくつかの総会にお招きいただきました。
自治会、各種団体の総会が対面で行われる頻度が増えてまいりました。みなさん、久しぶりの会合、顔を見合わせての議事進行に、何かホッとされた表情が伺えました。また、議題や報告事項のほかに、話題を交歓出来ることが何よりと感じた一週間でした。

 

6月1日

「沿線まるごとラボ」オープンセレモニー

無人の駅舎を改装「ホテルのフロント」として、沿線集落の古民家(空き家)を改修して「ホテル客室」に、さらには地域住民を「ホテルキャスト」として沿線地域をひとつのホテルに見立てて接客・運営することで、新たな滞在型観光を作り上げようとする試みが花開こうとしています。
本格事業展開するにあたり昨年12月に株式会社さとゆめとJR東日本両社による共同出資会社「沿線まるごと株式会社」が設立されました。両社は2021年から「沿線まるごとホテル」の実証実験等に取り組んできました。
この事業は、その地域ならではの特産品・体験をコンテンツ化し、提供することで、地域を「まるごと」楽しめる新たな滞在型観光を提案。駅周辺の集落や渓谷の散策、わさび田巡りや地元の生産者との対話など、その土地ならではの暮らしと歴史文化を感じてもらう取組みで、地域住民や来訪者と共に課題解決や持続可能な事業にも取り組んでいくとのことです。
今回、無人駅であるJR青梅線「鳩ノ巣駅」の駅舎を改修し、沿線まるごと株式会社の本社オフィスとして活用するほか、「沿線まるごとホテル」のフロント機能の役割も果たすとしています。地場産の食材利用、渓谷を臨む古民家ホテルなど奥多摩町が抱えている「空き家対策」、眠っている土地の有効利用をはじめ、雄大な自然を活用した事業展開は、地域活性化に大きく貢献する事業として町でも大きな期待を寄せています。
この日は、この事業に参画する地元のコンシェルジュの任命式も行われました。写真は、「沿線まるごと株式会社」社長とコンシェルジュの面々です。そして会社の入り口での記念写真です。

 

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この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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