町長ブログ(令和3年4月)

更新日:2022年04月01日

4月30日

二人の看護師

明日5月1日付で奥多摩病院に配属される看護師の辞令交付を本日朝、行いました。奥多摩病院は、町民はもとより近隣市町村の住民皆様に、地域医療機関として利用されています。そうした環境のもとでの仕事をお願いすることになりました。マスク越しに柔和な表情が伺え、患者さんに寄り添う看護師としてご尽力くださるよう願っています。

さて、もう一人の看護師です。鹿児島大学病院が、新型コロナウイルス感染拡大で医療体制がひっ迫している大阪府に看護師を派遣するニュースが本日朝、流れました。「新型コロナウイルス感染者の患者を受け入れた経験を生かして」 と手を挙げてくれた看護師さんのメッセージを聴きました。「私で良ければ行かせていただきたい。少しでも支援をしたいと思って志望した。少しでも医療従事者の方や大阪府の方々の助けをしたいと思っている」 終始笑顔で対応していた看護師、本人もあっぱれですが、送り出す病院もあっぱれです。しかし、現在の感染状況下、医療関係者の苦悩は計り知れないものがあります。私達が出来うる、あらゆる感染症対応策をしっかりと行うことが、医療従事者皆様への感謝の表し方と考えます。

4月29日

ゴールデンウィークを迎えて

もう数十年、4月末から5月の上旬をゴールデンウィークとして私たち日本人は帰省、レジャーを楽しむ人、この時期に仕事に打ち込む人、普段の激務に身体を休める人、様々なライフスタイルが展開されていました。しかし、昨年今年とコロナウイルスとの戦いを余儀なくされました。せっかくのゴールデンウィークがステイホーム、事業の短縮等に充てられてしまいました。

今回の緊急事態宣言を受け、東京都の緊急事態措置によって町内事業所で休業要請の対象となるのは、酒類・カラオケ設備を提供する飲食店であり、酒類を提供しない場合は、マスク着用・消毒・3密の回避での入場制限の措置など、感染防止対策を徹底したうえで、夜8時までの営業時間の短縮要請となります。

町として、この東京都の措置内容を受け、また、現時点の町内の感染状況を踏まえて、駐車場の全面閉鎖は、周辺の違法駐車・渋滞・事故につながりかねないことから、管理されたキャンプ場以外の河川でのバーベキュー目的で使用が想定される一部の駐車場を、4月29日(木曜日)から5月9日(日曜日)までの間、閉鎖することとしました。ただし、今後、町内での感染拡大が見込まれる際は、全ての駐車場を閉鎖する場合がありますので、あらかじめご了承をお願いいたします。

一方、「日原鍾乳洞」の臨時休業を受け、昨年夏の交通渋滞の状況を踏まえ、町として一体的に日原地区の全ての施設を、4月29日(木曜日)から閉鎖することとし、日原渓流釣場・日原森林館は5月9日(日曜日)まで、日原ふるさと美術館は5月11日(火曜日)までの間、臨時休業・休館となります。管理運営を担っている日原保勝会の皆様には、最大の集客が見込まれる連休にもかかわらず、休業とする苦渋の対応となりました。町全体の安心安全を考慮しての決断に頭の下がる思いです。 また、日帰り温泉施設「もえぎの湯」は、近隣温泉施設の状況などを踏まえ、4月29日(木曜日)から5月11日(火曜日)までの間、臨時休館となります。

なお、昨日、来町予定者に対する「不要不急の外出自粛」の町長メッセージを発出し、東京都の協力を得て、報道機関を通じて広く周知しておりますので、皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

何とかこの難局を皆様とともに乗り切り、ゴールデンウィークという名が早く戻ることを願うばかりです。そして住民皆様が安全で安心して過ごせる空間づくりに邁進してまいります。

4月24日

ワサビ塾第17期生開講式

先週の土曜日、奥多摩の名産山葵栽培の伝統を受け継ぐ、ワサビ塾の開講式が開催されました。今回は7名の受講生が参加されましたが、一昨年の台風第19号災害の影響を受け、満足な活動が出来なかった15期生、16期生の7名の塾生も参加されました。

開講式の後、「わさび田の構造と造成方法について」講義が開かれ、私も一緒に聴講しました。講師からは山葵の栽培だけでなく奥多摩の特産品としての価値を高め、商品として仕上げるくらいの目標を掲げて欲しいと塾生を激励されました。私自身も清流で育つ奥多摩の山葵をもっともっと東京都民から知っていただき、全国に発信していきたいと思っています。この日の講演はその意味でも大変勇気をいただきました。

残念ながら午後から本降りと強まる風の影響で実地研修(山葵田の造成作業)は中止となりましたが、後日また開催されるとのことでした。塾生の今後の活動、活躍を期待いたします。

お辞儀をしているわさぴーのイラスト
鹿と熊とわさぴーのイラスト

4月22日

気候サミット

今日、明日とバイデン米大統領が主催する「気候変動サミット」がオンライン首脳会議として開催される。30%近い世界最大の二酸化炭素排出国である中国と2位のアメリカがこのサミットをどのように世界に発信するかが注目される。二酸化炭素排出国約40の首脳を招待している。政治的なやり取りが、背景にあるのは致し方ないのでしょうが、世界が本気でこのことを地球規模で足並みを揃えていかなくては、この数十年起こっている災害を減らすことは出来ないでしょう。日本の見解もしっかりと示していくことを望みます。

4月19日

成功体験を活かす

先月の末、旧古里中学校の跡地で事業を運営している「奥多摩+」(おくたまプラス)を訪れました。この日は、奥多摩プラスが主催する2泊3日の奥多摩ツアーに参加した都内の社会人10数名の皆様との懇談会の場に参加いたしました。このツアーは、時節柄、ワーケーションを主に、この奥多摩をフィールドにこれからの働き方を模索する若い皆様のツアーで、私の立場からの奥多摩紹介も組み入れていただきました。当日はテレビ局もツアー参加者の取材に入っていました。

参加者皆様には現在の奥多摩町の様子、課題等お話させていただき、個々に感想や質問をいただきました。1時間30分余があっという間に過ぎてしまったほど、楽しくも有意義な時間を頂きました。このようなツアーに自主的に参加される皆さん、何かを見つけに来ている雰囲気が伝わってまいりました。

そんな中、印象に残ったのは、成功体験を活かすことの重要性を話してくれた若者でした。真に自分でやりたいことを考えて、それを実現させること、その実践が成功体験へと繋がるのだと…彼の在籍する会社では、社員の幸せや会社愛を考えるためにエンゲージメント向上活動というものを企画し、募集したとのことです。新入社員から本部長代理まで様々な役職皆様18名の精鋭が手をあげてくれたそうです。現在、試行錯誤しながら本当に会社を良くしようと、いろいろな案を企画、自分の事として取り組んでいるとのことです。大事なのは、自発的に考え、実践し、失敗しても成功するまであきらめず、続けていくことにあると…そして、その続ける原動力は「真に自分でやりたいこと」であるという事だと話しています。自ら考え諦めず行動することでおのずと結果がついてくる。そんな成功体験を積んでいくことが大事であるとおっしゃっていました。そのような活動の場としてこの施設、奥多摩プラスを活用できたらとも考えてくださっているようです。

時代が変わり、そしてこのコロナ禍で、まさしく働き方、自己表現の仕方が変わってきています。日本の風土の良さを活かした仕事の仕方を考える良い機会となれる奥多摩でありたい、そう願うものです。このワーケーション、ツアーに参加された皆様に感謝を申し上げるとともに、奥多摩プラスさん、この企画を実行してくださったコーディネーターに御礼を申し上げます。

4月9日

久しぶりの電車通勤

1都3県の緊急事態宣言が解除されて2週間以上が経ちました。しかし、東京都は未だに「リバウンド防止期間」として緊急事態宣言時と同様の対応を住民皆様にお願いをしている状況です。そして、政府は本日夜、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じた対策が可能となる「まん延防止等重点措置」の東京都への適用を正式決定する運びとなりました。町は適用対象地域外ですが、住民皆様には変わらぬご協力をお願いする次第です。

さて、入学式を待てずに、奥多摩の桜もすっかり咲いてしまいました。緊急事態宣言下では町役場の職員も働き方、通勤方法なども感染症対策を考慮したものとなっていました。私自身もこの間、電車通勤から車での通勤に変えていました。久しぶりに乗った古里駅発奥多摩行き、登山客の皆様も多くみられ、観光地として、終点駅の様子が感じられました。

先月13日、春のダイヤ改正もありましたが、今回は大幅な変更もなく減便も抑えることが出来ました。コロナ禍における最終電車の繰り上げは、全国的な対応として奥多摩行き最終電車も30分ほど繰り上げになりましたが、22時台の御嶽止まりが奥多摩行きになったことは、町民にとって朗報となりました。

4月1日

日本全国ご当地キャラ弁

本日は新年度のスタート、新任、異動を含め辞令交付式を執り行いました。町民皆様に寄り添い、このコロナ禍の中、ワクチン接種に向けて職員一同全力で取り組んでまいります。町民皆様の変わらぬご協力に感謝申し上げます。

さて、写真をご覧ください。主婦と生活社から発売された「日本全国ご当地キャラ弁」の1ページです。お弁当から日本を元気に!日本全国47都道府県を代表するキャラクターのお弁当レシピ本が発売されました。なんと東京都代表に「わさぴー」が選ばれました。作り方も丁寧に説明されています。お子様に作っていただけたら、また、お子様と一緒に作るのも楽しいでしょう。

4月号の「広報おくたま」にも紹介いたしますので、ご覧ください。また、わさぴーラインスタンプの新作も出来ましたので皆様のラインナップに加えていただけたら「わさぴー」も喜びます。よろしくお願いいたします。

日本全国ご当地キャラ弁の表紙の画像
日本全国ご当地キャラ弁のわさぴーのページの画像

わさぴーLINEスタンプのページで紹介しています。ぜひご利用ください。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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