町長ブログ(令和3年3月)

更新日:2022年04月01日

3月24日

世の中のルールブック

よのなかルールブック(人生を生き抜くための50のことば)、こんな子どもたちに読んでほしい、読んで聞かせたい絵本が出版されています。第二弾も発売されました。たった10分もあれば大人は読めてしまいます。正確に言うと文字は読めてしまいます。というところでしょうか!?ふと気になるページの言葉が、妙に重く突き刺さってまいります。そんな箇所が随所にあります。考えながら読み込むと時間がかかります。

これは、これからの世の中にしっかりと生きていく子どもたちのために書かれた本ですが、まさしく大人と言われている社会人が心して読むべき本かな…そう感じました。

「迷ったときはキツイほうを選ぶ」「努力が報われるとは限らない、それでも努力し続ける」「忙しいを楽しいに変える」「成長は(だれか)とではなく(昨日の自分)と比べる」「他人を批判したくなったら(じぶんはどうなんだ)と考えてみる」「合わない人がいるのは(世の中の当たり前)だと知る」「後悔はしない。でも反省はしっかりする」などなど…グサリと来るフレーズです。写真はそんな言葉が描いてあるページ、そして、第一弾・第二弾の表紙です。

「成長は「だれか」とではなく「昨日の自分」と比べる」と書かれたページの写真
「他人を批判したくなったら「自分はどうなんだ」と考えてみる」と書かれたページの写真
「合わない人がいるのは「世の中の当たり前」だと知る」と書かれたページの写真
よのなかルールブックの第一弾と第二弾の表紙の写真

3月17日

心温まるメッセージ

この一週間、新型コロナウイルスに感染した罹患者の数値が減少しません。それどころかやや増加傾向が見られ心配の種が増えています。関東圏の緊急事態宣言の解除もまだ見通せない状況です。いずれにしても日常の基本的な対策をしっかりと実行していくことが大事だということでしょう。ワクチンの接種もしばらく時間がかかることが予想されますので、ご協力をお願いいたします。

さて、そんな中、地元奥多摩中学校生徒の協力を得て、防災行政無線で、町民皆様にコロナ禍における応援メッセージをいただけることとなりました。学校も昨年は長期休業を余儀なくされ、児童生徒も大変な毎日を過ごされたことでしょう。しかし、常に前を向き、縮小された学校行事にもしっかりと立ち向かった姿には、感心させられました。今回もメッセージに加えて音楽教諭の力も借り、合唱曲まで披露していただく運びとなりました。彼らの若く力強いメッセージが、町民皆様に届きますように…

ウインクをするわさぴーのイラスト

3月10日

黙祷

1945年(昭和20年)3月10日の深夜、約300機のB29爆撃機が東京上空に飛来し、約2時間で33万発以上の焼夷弾を投下しました。現在の江東区・墨田区・台東区を中心に、千代田区や江戸川区も含む広範囲が焼け野原となってしまいました。一夜で約10万人が死亡し、罹災家屋は27万戸にのぼった「東京大空襲」です。死者の数は広島の7万人、長崎の4万6000人と原子爆弾を上回るものでした。

東京都では、第31回の平和の日記念式典を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス対策で昨年に続いて参列者の人数を限定し、76年経った今日、東京都慰霊協会主催の法要が都慰霊堂(墨田区)で開かれました。昨年末まで私自身もこの式典の検討委員会の一員であったため、この歴史を振り返り、その悲惨さを痛感致しました。しかし、これほどの被害をもたらした東京大空襲にもかかわらず、広島や長崎とは異なり、東京には公的資金による犠牲者の追悼施設というものが存在しません。戦後生まれが日本国民の8割を占める現在、若い世代がこうした過去の出来事を忘れないためにも語り継ぐ必要を感じます。奥多摩町でも午後2時に黙祷を捧げました。

明日、3月11日はあの東日本大震災から10年目となります。奥多摩町は町議会の開催日ですが、午後2時46分、会議を中断し、黙祷を捧げる予定です。未だ、震災の傷は癒えておりません。震災を風化させない取り組みを進めると同時に、私たちの防災意識の啓発、防災活動をしっかりと進めてまいりましょう。

3月9日

KさんとKさん

もう2週間も前のことでしょうか、青梅市に火災が発生し、消防団長をはじめ、消防団員が出動待機をしていた日のことです。1ヶ月前にも町内にて火災が発生していましたので奥多摩町としても隣町ではありましたが、応援体制を整えておりました。

所要有り、駅前に出かけて帰庁、その後再度出かけようと庁舎非常口に差し掛かるとKさんが「これ、町長の財布ではありませんか?」と「どうしてこれを?」と尋ねると「(もう一人の)Kさんが店先で私が通り過ぎた後拾ってくれた」とのこと。拾ってくださったKさん、そのKさんからリレーを受けたもう一人のKさんが、私に届けていただいたというお話です。

普段から顔見知りとはいえ、迅速に、わざわざ届けに対応してくださった町民(お二人のKさん)に改めて感謝を申し上げます。地域の繋がりの温かさを改めて感じた出来事でした。

3月1日

緊急対応に思う

一昨日の土曜日、日原街道にて水道管の漏水が発生しました。地元自治会長から連絡を受け、役場から東京都の水道局に連絡(10年余り前・平成22年から都営水道に一元化している)し、緊急工事に入っていただきました。午前11時前から約7時間余り旧日原小学校方面への迂回する対応、この交通誘導員も東京都の水道局による手配でありました。一部地域の断水も約5時間余りありましたが、迅速な対応で暗くなるころには復旧することが出来ました。

町内にある東京都指定の給水装置工事事業者は、東京都との協定に基づき、休日の緊急時にも工事にあたっていただいています。この日も当番の水道工事店がすぐに現場に駆けつけてくださいました。このようにいざという時に協力体制があることに感謝いたします。

改めて東京都の対応力、都営水道一元化の恩恵を認識したところです。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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