町長ブログ(令和3年5月)

更新日:2022年04月01日

5月25日

線状降水帯と災害

長時間にわたって同じ地域を大雨が襲う「線状降水帯」6年前の広島県豪雨をはじめ、一昨年の福岡、佐賀、長崎の豪雨、そして昨年の熊本県の7月豪雨と、この「線状降水帯」が大暴れ致しました。この5月、先週も熊本県を中心に水害が発生してしまいました。気象庁では6月の中旬からこの「線状降水帯」の発生を呼びかける取り組みを始めるとのことです。テレビ、ラジオなどでこのような情報が届くようになります。少しでも災害の拡大を防ぎたいものです。

さて、この20日に災害対策基本法の一部が改正されました。これからは、避難勧告と避難指示を一本化し、従来の勧告の段階から避難指示を行うこととし、警戒レベル4で必ず避難することとしました。気象の急激な変化により「線状降水帯」が頻繁に現れる昨今、避難情報のあり方も見直しをされました。私たちの住む奥多摩、関東地方は現在、降雨量が少なく、奥多摩湖も減水状態です。同じ日本列島でも山一つ隔てただけでも気象状況は変わります。災害に備えて充分な体制を整えてまいります。

5月17日

有事に備えて

毎月一度、奥多摩消防署から行政報告をいただいております。本日も4月の管内の災害状況、訓練状況、地域での啓発活動等の報告を受けました。写真をご覧ください。町内の高齢者施設の新築を機に、旧施設の解体が始まりました。施設から連絡を受け、そこを活用し、実際に鉄扉やコンクリート壁を破壊し、実際の災害に備えた、実践的な訓練を実施しようということになりました。実際に存在した建物のため、頑強な構造もあり、有効な訓練になったとのことです。高齢者施設職員にも地元の消防団員が数名勤務されており、日常、消防署と繋がりがある中で、今回の訓練が実現されたわけです。地域連携の大切さを改めて感じました。感謝申し上げます。

地域の消防署は、日常の訓練、研鑽に励むことは勿論、このゴールデンウィークの間も交通事故後の救助活動等で日夜ご尽力をいただいております。このような背景から、観光客皆様にも安心して楽しんでいただける奥多摩町になるまで、不要不急の外出自粛をお願いしているところです。ご理解・ご協力をお願いいたします。

奥多摩消防署から訓練の行政報告の写真

5月6日

ワクチン接種が始まります

さて、ワクチン接種が喫緊の課題でありますが、昨日の大臣会見では各自治体、市町村が考えるベストの方法を支持するというお話がありました。他方で早く接種を行って欲しいという働きかけもあるようです。市町村はぎりぎりのスタッフ、施設で計画をして市町村民に理解をいただき、調整しています。大臣の発言にあるように自治体の計画を尊重していただけるよう願っています。

奥多摩町では、10日からワクチンの接種券を発送し、ご高齢の方から順次接種を開始いたしますので、ご協力をお願いいたします。

白衣を着たわさぴーのイラスト

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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