町長ブログ(令和3年7月)

7月18日に発生した小河内・留浦地内の土砂崩れに伴い、現在国道411号線が通行止めとなっています。小河内地区の皆様、また、この道路を利用している山梨県の皆様にも大変ご不便をおかけしております。事故発生以来、関係各位皆様のご尽力により土砂の撤去、ライフラインの復旧と徐々に進んでおりますが、まだまだ完全な復旧には時間を要します。現在の交通手段は奥多摩周遊道路からの迂回ですが、開放時間に限りがあるため通勤・通学等にも支障をきたしております。奥多摩周遊道路の通行規制の緩和にも鋭意、努力してまいります。

一方、東京都水道局と地元事業者の皆様には、輸送等へのご協力をいただいております。今後はワクチン接種の対応にもご協力をお願いできたらと考えております。

現場では、安全確認を行いながらの作業となっておりますので、いましばらくのご辛抱をお願いせざるを得ない状況となっております。ご理解をお願いいたします。

本日から8月22日までまた、緊急事態宣言が発令されてしまいました。昨年の夏は、来年の夏休みは...とみんなが思っていたのですが...町民皆様には改めて感染予防対策へのご協力、観光客皆様には不要不急の外出自粛を求めるメッセージを発信させていただきます。コロナ収束後には皆様にウエルカムと言えるよう、ご協力お願いいたします。

今、この日記を書いている午後0時50分、雷と共に大粒の雨が町役場周辺を襲っています。本当に大粒です。雷鳴も大きくなりました。「雷三日」最近はあまり耳にしませんが、梅雨明け間近の気象を言ったものです。昨日も猛烈な雨と雷でした。明日もう一日ほどほどに降って、梅雨明け宣言が出ることを祈っています。

さて、写真の「わさびジェラート」（食べる前に写真撮影を忘れてしまい…失礼致しました）ほんのり山葵の香りがするすっきりジェラート、大人のデザートでしょうか？奥多摩駅前の観光案内所、お土産店、奥多摩湖畔の売店などで扱っています。是非一度お召し上がりください。わさぴーは毎日おやつに食べています。

先日のブログで御伝えしました「線状降水帯」、気象庁の最初の発生呼びかけが沖縄でありました。昨年までは、南北に居座るタイプが多いと記憶していましたが、沖縄も昨日の太平洋沿岸も東西に居座る形です。やはり梅雨前線に沿った「線状降水帯」の表れということでしょうか。未曽有の豪雨となった沖縄も長い梅雨が明けホッとしていることと思います。静岡県を中心とした太平洋沿岸も早く前線が移動して欲しいものです。

写真は奥多摩町役場庁舎から見える日原川の午後3時の状況です。朝は笹濁りで若干の増水でしたが、濁りも強く増水してきました。白丸ダムではお昼過ぎから放水が始まりました。 梅雨入りと言っても最近の雨はしとしと落ちてくるのではなくザアーっと強い雨粒です。中小河川が一気に増水する危険が伴います。5月の末時点では、渇水だった奥多摩湖もこの数日の雨で保水量も回復しつつあります。これから梅雨明けまでは「ほどほど」に降ってほしいと勝手に思うところです。

さて、奥多摩町のワクチン接種も半ばに入ろうとしています。これからの時期、災害対策と並行して、2回目の接種が無事完了するよう、充分な体制を整えてまいります。