町長ブログ(令和3年10月)

更新日:2022年04月01日

10月29日

ごみ減量その後

生ごみ処理機を購入して1ヶ月が経ちました。写真をご覧ください。左上が「生ごみ、処理機にかける前」です。右上は「処理機で乾燥させた後」です。そして左下は「乾燥したものを潰し、小さくした物」です。こうして、ゴミを見つめてみますと家庭ごみの中で、意外と生ごみの量は抑えられるのかなと感じます。他のごみも形状を変える、つまり小さくすれば、全体量が減るということを改めて再確認いたしました。このことも含めて全体の収集減量はもとより、回収するごみステーションの現場での鳥獣被害も少なくなると予想されます。

奥多摩町では、平成23年10月に西秋川衛生組合(あきる野市、日の出町、桧原村)に加入しました。四つの構成市町村から発生するごみ(一般廃棄物)を共同処理するために作られた一部事務組合です。曜日ごとに、皆様が分別していただいたごみを担当職員が、あきる野市(旧五日市町)にある施設に搬入しています。少しでも搬入量を減らすことで、負担金の節約にもなるわけです。

町のホームページ、10月21日発信の新着情報で、「生ごみ処理容器(コンポスト)と生ごみ処理機の購入費補助」のお知らせが掲載されておりますので、参考にして頂き、ごみ減量作戦にご協力をお願いいたします。

生ごみを処理機にかける前の写真
生ごみを処理機で乾燥させた後の写真
生ごみが乾燥したものを潰し、小さくした写真

10月22日

炭治郎と禰豆子の生家を訪ねて

写真をご覧ください。ロープで縛った大きな包みは、平成31年に閉鎖された奥多摩小屋付近に捨てられたごみの山を回収したものです。この大きな包みをヘリで搬送することになります。定期的に清掃に入るのですが、昭和時代の登山ブームの遺産は莫大なものです。私が登った前週には、東京都水道局の皆様と役場職員にて清掃活動を行いました。その様子が右上の写真です。ごみを回収しているとまさしく昭和の缶詰の空き缶や洗剤のチューブが出てきたりします。まだ、環境問題が大きく問われる以前のことです。

昭和34年(第一次登山ブーム)、第14回国民体育大会「東京国体」が開催されました。この時、奥多摩町では登山部門の大会実施会場となり、これに合わせて、町営奥多摩小屋が昭和34年10月に建設される運びとなりました。奥多摩小屋は雲取山の頂上の手前、標高1,800メートルの尾根筋に位置し、長年登山客を迎え入れておりましたが、老朽化に伴い、平成29年度から環境省・水道局・環境局と協議を重ね平成31年3月31日で閉鎖され、令和2年12月に解体されました。奥多摩小屋周辺のごみ処理については、周辺の笹が枯れゴミが目立つことから、水道局と連絡調整を行い、平成28年度から開始されたところです。これまで10数回、10トン以上の搬出が行われています。

さて、先週の15日、視察当日は視界も良く、雲取山頂上から富士山もはっきりと望めました。「行きは良いよい、帰りは…」の通り、下山の下り坂では、膝が悲鳴を上げました。登山道を走って降りる若者、同じ人間とは思えないほど…羨ましく思いました。

そしてもう一つの目的、雲取山は「鬼滅の刃」の主人公竈門炭治郎の故郷ということなので、その生家を探し歩きましたが、残念ながら見つけることは出来ませんでした。帰路、シカの親子?家族に遭遇し、炭治郎と禰豆子の家を知らないか尋ねましたが、そんな昔のことは知らないという風な表情で「しかと」されてしまいました。

回収されたごみの山の写真
ごみ拾いが行われている様子の写真
雲取山頂上の写真
鹿の群れの写真

10月16日

ワサビ塾と東京アドベンチャーライン

本日、奥多摩の名産山葵栽培の伝統を受け継ぐ、ワサビ塾第15期生の修了式が行われました。今回の修了生は、一昨年の台風19号災害の影響、そしてこのコロナ禍の中で大変苦労した塾生でした。しかし、昨年塾生となった17期生、一つ先輩の16期生との交流もあり、研修の幅も広がったことと思います。式終了後は現場研修に向かわれました。それぞれの成果を今後の活動に活かしていただきますようお願い致します。お世話をいただきました東京都西多摩農業改良普及センター皆様、奥多摩山葵栽培組合様、そして講師をお勤め頂いた皆様に感謝を申し上げます。

引き続き奥多摩駅前では、東京アドベンチャーライン3周年記念のイベントが開かれました。9時45分着のホリデー快速5号から10時42分着の臨時快速まで、奥多摩観光協会皆様、JR社員皆様、町役場職員、そして、わさぴー君(山葵をモチーフにした奥多摩町イメージキャラクター)も張り切って観光客皆様をお迎えしました。どの車両も多くのお客様が乗車し、終点の奥多摩駅は賑わいを見せました。駅前ではJR職員による、東京アドベンチャーライン体操の披露もあり、観光客皆様の拍手を受けていました。また、キッチンカーも4台、そして、地元飲食店による弁当販売もあり夕方まで賑やかなイベントとなりました。私もキッチンカーの客となり、両手にお土産を抱えて帰路に着きました。心配された天気も行楽日和を演出してくれました。

観光客を迎える職員とわさぴーの写真
賑わう奥多摩駅前の写真
東京アドベンチャーライン3周年記念のイベントが行われている様子の写真

10月12日

ご協力ありがとうございました

5月から開始された新型コロナウイルスワクチン集団接種が、先週の9日土曜日に完了いたしました。この間、町内医療機関の皆様をはじめ、療養施設、事務スタッフの皆様による各会場での集団接種にご尽力いただきましたこと深く感謝申し上げます。開始当初は計画に沿ったワクチンの入荷がぎりぎりまで確認できなかったこともありました。それでも町内医師会皆様と担当課との打ち合わせを繰り返し、週末での集団接種を乗り切ることが出来ました。また、町民皆様には、繰り返される緊急事態宣言の中、町の計画にご協力いただき誠にありがとうございました。

今後は、12歳に到達した皆様、未接種の皆様を対象に町内医療機関で個別に対応を致します。また、8ヶ月経過された方を対象とする「3回目接種」に向けた検討も含め、広報おくたま、町のホームページにてご連絡を致します。

白衣を着るわさぴーのイラスト

10月4日

久しぶりの電車通勤、その2

10月1日、長らく全国19の都道府県に発令していた緊急事態宣言が解除されました。しかし、東京都は10月24日までを感染拡大(リバウンド)防止措置期間としました。町では緊急事態宣言時と同様に、私たちがしっかりと感染防止対応をすべく、住民皆様には変わらぬご協力をお願いする次第です。

さて、この間、4月の緊急事態宣言下と同様に、町役場の職員も働き方、通勤方法なども感染症対策を考慮した対応をさせていただきました。私自身も電車通勤から車での通勤に変えていました。今日は、古里駅から久しぶりに乗った奥多摩行き、月曜日ではありましたが、登山客の皆様もみられ、観光地として、終点駅の様子が感じられました。車での通勤時には、時々、町内の飲食店にお邪魔したり、施設を訪問したりすることも出来ましたが、さすがに、この7月から9月の3か月間は、町内の施設訪問、飲食店訪問の外出を控えておりました。この緊急事態宣言の解除期間が少しでも長続きし、低い下げ止まりとなるよう、「リバウンド防止措置期間」をしっかりと過ごす努力をしてまいりましょう。

10月1日

ゆっくり歩くといろいろなものが見えてくる

昨日から町のせせらぎの里美術館にて、西多摩地域に在住の障害をお持ちの方々による絵画・工芸作品展が開かれています。絵画はもとより、工芸では木片、紙片、ビーズなど様々な材料を使って表現された作品が数多く出品されました。このたび結婚を表明された「嵐」のメンバーの似顔絵を描かれた作品もあります。良く似ています。是非、時間を作られて、鑑賞してください。今月17日の日曜日迄です。

写真をご覧ください。「ゆっくり歩くといろいろなものが見えてくる、豊かな自然を大切にしよう」という書です。あくせくと周りを顧みず動いている事への警鐘でしょうか。豊かな自然の奥多摩に住んでいることを、今一度かみしめなくてはと…自戒を込めて感じました。

「ゆっくり歩くといろいろなものが見えてくる、豊かな自然を大切にしよう」と書かれた作品の写真

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

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