町長ブログ(令和7年10月)
10月12日
kori-mogu(こりモグ)
kori‐mogu→みんなの広場がオープンしました。
JR青梅線古里駅から徒歩1分、古民家を改装したカフェ、子どもから高齢者の皆様、誰でも使えるコミュニティスペースです。
一般社団法人「つむぐまちづくり奥多摩」が地域の居場所づくりとして開設しました。「食・遊び・学び」を通して、一人ひとりにとって居心地のいい場所にしたいとの構想から生まれました。古民家の中は、みんなの食堂であったり、コミュニティカフェであったり、楽しい遊び場、学びの場にもなります。また、体験活動、レンタルキッチンスペースとしても解放されます。週の1日は、中高生の集いの場としても提供されます。
この日の式典には、多くのお客様が来場されました。町民皆様の期待感をものすごく感じました。会場ではボランティア皆様から豚汁の提供、そして、アトラクションもあり、楽しい時間を共有することができました。オープンまでご尽力いただいた関係者皆様に感謝を申し上げます。
10月8日
鍾乳洞サミット
日本鍾乳洞協会に加盟する全国9つの観光鍾乳洞団体が一堂に会しての日本鍾乳洞サミットが毎年開催されています。今年は奥多摩町の日原鍾乳洞が幹事役となり、本日開催されました。
午前中は日原鍾乳洞内の視察を行いました。洞内を40分コースと20分コースの二班に分かれ、日原保勝会の皆様を中心にご案内いたしました。昨日までの天気予報では雨も予想されていましたが、朝から太陽が顔を出し、日原といえども直射日光は暑く汗ばむ程でした。
しかし、洞内に入ると流石に涼しく(寒いくらい)半袖の皆様は時折、腕を擦っておりました。今回の視察では、奥多摩町と縁のある女性3名のアカペラユニットXUXU(シュシュ)による鍾乳洞内のコンサート♪を鑑賞しました。静寂の中で響き渡る歌声には皆様の感動を呼び最高のステージとなりました。
午後からは、奥多摩文化会館に場所を移して、総会と本題である第37回日本鍾乳洞サミットが開催されました。この日本鍾乳洞サミットは、歴史のある会議で、これまでも観光鍾乳洞の保全や振興策などについて討論が行われ、日本観光鍾乳洞協会及び観光鍾乳洞関係団体の発展に寄与してまいりました。本年度は「オーバーツーリズムの傾向と対策」をメインテーマに掲げ、議論が交わされました。各鍾乳洞から現状と誘致対策などの発表があり、その後、奥多摩観光協会の須崎副会長から共同宣言が読み上げられました。
続いて、カルスト地質学・洞窟学専攻理学博士の浦田健作先生から記念講演をいただきました。その後の質疑応答は、参加者の熱意を感じるものでした。次回に向けて、課題の共有もできたサミットでした。
その後、福祉会館に会場を移し、交流会が賑やかに開催され、あっという間に時間が過ぎるほど有意義な意見交換の場となりました。
明日は、奥多摩町の施設を見学していただく予定です。
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更新日:2025年10月08日