町長ブログ(令和6年12月)

更新日:2024年12月27日

12月27日

今年もお世話になりました

早いもので、あと数日で新年を迎えることとなりました。町民皆様はじめ、このブログをご覧いただきました皆様には感謝を申し上げます。
今年は元日早々、能登地方の地震、航空機事故と続き、大変な年明けとなりました。常日頃、災害に対する備えを共有しているはずですが、どのように実践に活かせるかを痛切に感じさせられました。今なお、被災地では復興の途上です。東北の大震災の爪痕も消えておりません。日本全国のどこに災害が降りかかってくるかわかりません。南海トラフ、富士山の火山灰等、足もとだけでなく広範囲での防災対策が急がれます。
さて、11月まで夏のような暑さを感じていましたので、この数日の寒波に町内を歩いていますと皆様が揃って「寒いですね」の挨拶です。でもこれが12月の通常の気候なのですね。それだけ世界や日本の気象が変化していることなのでしょう。今年は台風による川の増水だけでなく、この数年、都内で頻繁に発生したゲリラ豪雨が、この奥多摩でも多くみられました。台風での増水は一度でしたが、この集中的な豪雨での増水が、私自身の記憶でも5回ありました。奥多摩町は多摩川本流に注ぐ支流がいくつもあり、そこに管理釣り場が設置されています。今年は豪雨のたびに改修を余儀なくされました。自然に恵まれている奥多摩ですが、鳥獣害対策と共に、自然と付き合っていく日常も痛切に感じた一年でした。
町も来年は町制施行70周年を迎えます。住民皆様からのご意見もいただき、皆様とともに祝うことができる70周年にしてまいります。庁舎建設におきましても、第6期長期総合計画におきましても、住民皆様からのご意見ご提案を基に進めております。また、地域活性化という観点では、町内外の事業者皆様、町民皆様のお力を頂き、この一年は町に大きな盛り上がりをつくって頂きました。併せて感謝申し上げます。
しかしながらインフルエンザをはじめとする感染症との闘いも未だ残っております。今後も新たな感染拡大への対応を想定しつつ、これまで積み重ねてきた対策や経験を活かし、関係機関と連携を図りながら、感染症対策を講じてまいる所存でありますので、引き続き、住民皆様のご協力を心からお願い申し上げます。皆様が健康で、新年をお迎えできますようご祈念申し上げます。

12月19日

初雪

天気予報どおり、夜半、関東地方の山間部に積雪がありました。そして東京地方にも初雪の観測、奥多摩町の山々にもうっすらと雪化粧の朝です。
今朝、カーテンを開けると家の周りが濡れています。遠くの山を見ると伐採後の山に雪が残っていました。標高の高いところは当然雪だと感じました。古里駅から電車に乗り、車窓から眺める山々、針葉樹に雪の景色が多くなり、終点の奥多摩駅からは写真のとおりでした。西多摩建設事務所からは、本日午前9時より、奥多摩周遊道路の三頭橋から檜原都民の森にかけて通行止めの連絡が入りました。
さて、いつから雨が降っていなかったでしょうか?乾燥が続いている東京地方です。奥多摩湖の貯水量も若干心配になり、今朝のデータを調べましたら85%台と順調な量で安心しました。雪が降ったとはいっても僅かな雨量です。乾燥が続いておりますので、火気には充分ご注意を払っていただきますようお願いいたします。小さな火種が大きな火災につながります。たばこの投げ捨て、野焼きの禁止など啓発に努めてまいります。

伐採後山に雪が積もっている様子
奥多摩駅前から見た山の様子
奥多摩駅前から氷川小学校側の山の様子

12月8日

おばあちゃん、孫に寄り添う

恒例の「加藤旗争奪駅伝競走大会」が第63回を迎え、開催されました。昭和35年の第1回開催以来、奥多摩町体育協会(現在の奥多摩町スポーツ協会)の伝統行事として、脈々として受け継がれてきました。昭和30年以前、奥多摩町がまだ、氷川町、古里村、小河内村の三町村の時代に古里村大丹波の俊足ランナー加藤恵市氏が、第1回の奥多摩渓谷駅伝に出場し、大いに活躍されたとのことです。若くしてお亡くなりになった、その加藤氏を偲び、また、加藤氏に続くランナーの育成を期待し、この大会が運営されています。
前回から従来の大丹波コースに加え、距離を短縮し、多くの皆様が参加しやすい川井コースも設定されました。今年は「おくたまふれあい駅伝」という副題も謳って、小中学生から日頃鍛えているアスリートランナーまで多くの皆様が参加されました。昨年よりも10チーム以上多くの皆さんの参加がありました。今年も応援部隊が非常に多く、沿道には親御さん、地域の仲間、職場の仲間が賑やかな声援を送ってくださいました。家族総出の加藤旗争奪駅伝競走大会でした。
小学生の男子がゴールをすると、お祖母ちゃんがさっと近づき「よくやったね」と肩を抱き寄せていました。一時雪がちらつく奥多摩町でしたが、開会式も閉会式も快晴のもと行われました。良い日曜日でした。いつもの事ながら青梅警察署、奥多摩消防署そして青梅交通安全協会第9支部の皆様、そして主催者である奥多摩スポーツ協会の皆様には、安全なコース管理に務めて頂き感謝申し上げます。

開会式で整列する選手達
加藤旗争奪駅伝競走大会ののぼり旗
大会トロフィー
ランナーと沿道で声援をおくる人々

12月1日

多摩川流域郷土芸能フェスティバル

午後からは、狛江市のエコルマホールに向かいました。このフェスティバルも23回目を数えます。山梨県の小菅村を最上流に、最下流は狛江市まで8市町村の伝統芸能を披露するイベントです。今回は獅子舞、お囃子、和太鼓の共演です。我が奥多摩町からは、奥氷川神社の獅子舞が出演しました。江戸時代寛政年間以前から行われていたという奥氷川神社の獅子舞、自然災害を追い払い五穀豊穣・無病息災を願い奉納されていたと言われています。
本日の演目は「三拍子」、唄方、笛方、太鼓などはやし方皆さんの音(ね)に合わせ、獅子が所狭しと舞い踊りました。幼少の女の子が立派に太鼓をたたいている姿には驚きました。こうして伝統芸能が継がれていくのだと感じました。
他の演目も素晴らしい舞台でした。多摩川流域の地域が一体となって伝統芸能を引き継いでいく姿をしっかりと拝見した午後でした。

奥氷川神社の獅子舞、はやし方の方の入場
舞台上で舞い踊る三匹の獅子
三匹の獅子とはやし方
会場内の様子

12月1日

タスキを繋ぐ

快晴微風、コートもいらないくらいの暖かい青梅市役所前です。今日は伝統の奥多摩渓谷駅伝が第86回を迎えました。一般の部、大学の部、高校の部、女子の部、小学生の部、そして支会・自治会の部と多くの選手の皆さんがエントリーされました。開会式の時間から降り注ぐ太陽は、うっすらと汗がにじむほどで、ランナーの皆さんには暑さが感じられたのではないでしょうか。ウォーミングアップする小学生チームのスタッフの元気で明るい声が響く市役所前です。
今回はレース全部の応援が叶いませんでしたが、一般の部のスタート地点でランナーを見送りました。皆さん無事にタスキを繋ぐことが出来ましたでしょうか。初冬とはいえ、まだ紅葉が残る奥多摩路、暖かい一日の86回大会となりました。開催にあたり、綿密な準備にあたってくださいました青梅市陸上競技協会の皆様をはじめスタッフ皆様に感謝を申し上げます。また、奥多摩町スポーツ協会の皆様も沿道で大会をサポートしてくださいました。ありがとうございました。

出番を待つ選手達
スタートの合図を待つ選手達
スタートした選手達の後ろ姿

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書広報係

奥多摩町氷川215-6

電話番号:0428-83-2345
ファクス:0428-83-2344

お問い合わせはこちら
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか