小丹波熊野神社
地区名 | 小丹波 |
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名称 | 小丹波のお囃子 |
神社名 | 熊野神社 |
所在地 | 郵便番号198-0105 奥多摩町小丹波473番地 |
祭典日 | 4月29日(昭和の日)小丹波熊野神社祭典の集い11時~16時 |
小丹波のお囃子の由来
古い記録によると安永七年正月(1778年)熊野神社が火災で焼失し、翌、安永八年に社殿の再建を祈願して獅子舞が奉納され、以来、小丹波にも120年近く続いたささら獅子舞がありました。しかし、明治の中頃、お祭りに諍いがあり、獅子舞が終わってしまいました。
そこで獅子舞に代わるものをと、立ち上がった当時の青年層は、青梅黒澤の若林仙十郎氏を師匠にその伝授を受け、明治三十一年(1898年)八月、小丹波のお囃子(こ組)が創始されました。
神田流と言われ、やたい、もどき(にんば)、古っぱやし、ねんねこ等が演目になっています。昭和を支えてきた先輩たちに代わって、今では十数人の児童たちが郷土芸能の伝承に一生懸命稽古を重ねています。
参考文献皇国地誌・西多摩村誌(青梅市教育委員会編)・郷土研究21号・22号(奥多摩郷土研究会発行)他
年一度、4月29日に「熊野神社祭典の集い」が境内で開催されます。前日の宵宮では師匠格の青梅市「黒澤ばやし保存会」と「こ組」のおはやし合戦があり、祭典当日は9時過ぎから車に積んだ屋台で小丹波地内を巡行、集いの締めに境内神楽殿でおはやしを奉納します。
上記の他、小丹波地内の下記祭典でもお囃子を奉納しています。
祭典 | 神社名 | 祭典日 | 備考 |
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元旦祭 | 熊野神社 | 一月一日9時 | 熊野神社 |
愛宕さま | 愛宕神社 | 一月末と八月末の休日9時~11時半 | 西組と上組 |
十日の杜 | 稲荷神社 | 二月初午頃の休日9時~11時半 | 中組 |
天神講 | 水天神神社 | 三月彼岸前の休日9時~11時半 | 東組実行委員会 |
地蔵祭 | 北向地蔵尊 | 八月二十三日18時~19時 | ご近所有志 |
場所・交通
場所:熊野神社(奥多摩町小丹波473番地)
交通:JR青梅線古里駅下車、ホームホーム跨線橋を渡り、北口から山に向かって徒歩3分
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更新日:2022年04月01日