白丸獅子舞
地区名 | 白丸 |
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名称 | 奥多摩町指定無形民俗文化財 元栖神社獅子舞 |
神社名 | 元栖神社 |
所在地 | 郵便番号198-0107奥多摩町白丸地内 |
祭礼日 | 8月第三日曜日 |
白丸獅子舞の由来
嘉永6年(1853年)に氷川の日向から出火した火事は海沢村、白丸村の家屋や神社寺院の全てを焼失したが、土蔵に保管された獅子頭と道具一式は焼失を免れました。
大火のため文献等がなく起源は不明ですが、元栖神社には関守派という舞があり、文政のころ(1818年)衰退し、中断しましたが、その後天保のころ(1830年)神立派を習い伝承されました。
明治30年頃に廃絶状態になりましたが、明治42・3年頃に再度復活し、現在は白丸獅子舞保存会により伝承されています。
獅子頭が鹿頭形の一刀彫で初代の獅子頭の作者、年代等は不明ですが、永年にわたり使用していたため、角等の破損があり、修復に絶えず、平成15年8月に獅子頭1組(3体)を新調しました。

演目と予定時間
現在の演目は奉納舞と余興の舞があります。奉納舞は午前8時から宮参りを元栖神社→お小高神社(小天狗社)→大高神社(大天狗社)→十一面観音菩薩堂(七堂)で舞い、午前11時ころに〆掛りを元栖神社で舞います。
余興舞は下記の9種類の演目のうち毎年6種類を午後1時30分から午後6時ころまで元栖神社境内で舞います。
(十文字・割り花・場狂い)・(洞入り・牢破り)・関守り・神立ち・花掛り・棒掛り
二重線は毎年舞い、()内は各1種類で年によって変わります。
各演目は八つの舞から構成されており「いれは」の舞から始まり、その演目毎に舞も笛の曲も異なり「くづし」の舞で物語を演じています。
交通
JR青梅線白丸駅下車徒歩8分
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更新日:2022年04月01日